鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

2026-07-01から1ヶ月間の記事一覧

心の豊かさを得ることが働くことの意味

[要旨]平成建設の社長の秋元久雄さんによれば、建設業は近年は効率化を目指し分業化が進んでいますが、そのような会社は、従業員は歯車の1部として働くことになるため、新卒者からは働く場所として魅力を感じてもらえなくなる一方で、平成建設には、心の…

スキルを高めることで人生が豊かになる

[要旨]平成建設の社長の秋元久雄さんによれば、かつて、日本航空が経営破綻した後、リストラされた客室乗務員たちは、高い接客スキルを持っていたために、容易に再就職ができたそうですが、このようなスキルを持っている人でなければできない仕事は、人工…

力のある人間が努力をすると鬼に金棒

[要旨]平成建設の社長の秋元久雄さんによれば、経営とは常に10年、20年先を見据えて、じっくりと土台を固めていかなくてはならず、同社では時間をかけて大工や職人を教育していることから、仕事の品質が高まり、顧客からの信頼を得ることができ、こう…

大きな会社よりも小さな会社の方が安全

[要旨]平成建設の社長の秋元久雄さんによれば、かつての大量生産大量消費の時代は、大企業が高い競争力を発揮していたものの、現在は、経営環境の変化が激しいので、大企業はそれに適応しにくくなり、危険が大きいと考えれるということです。そこで、大き…

全東信の粉飾と多額の負債に関する疑問

[要旨]6日に破産したクレジットカード決済代行会社の全東信は、60の金融機関から1,000億円を超える融資を受けていました。融資をしていた金融機関は、この大部分を回収できないと思われますが、金額などから勘案して、業績や融資姿勢への影響は小…

当事者意識の有無が業績を左右する鍵

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、ビジネススクールで利益管理の方法について講義したとき、これを採用する会社が少ないと伝えたところ、受講者からその理由についてきかれたので、そう思うなら、自ら自社に導入してみてはどうかと返答したところ…

形式や前例に囚われると業績が悪化する

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、2001年の春闘で、当時の日産自動車のゴーン社長は、労働組合の要求する賞与額を承諾したところ、「あと2週間話し合って、決められた回答日に回答をして欲しい」と要求をしてきたことから、ゴーン氏は呆れた…

人は採点基準通りに行動する

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、従業員は、「意識を変えろ」と声掛けをするだけでは行動は変わりませんが、人は採点基準通りに行動すると言う法則があるので、業績評価指標を設定し、それに基づいて部下を評価するようにすれば、それを達成しよ…

競争ルールの変化のスピードに追いつく

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、ネットワークで音楽を配信する仕組みとそれを再生するためのプレーヤーを最初に作ったのはアップルではなく、ソニーであったにもかかわらず、ソニーは音質の良さやバッテリーの持ち時間、防水加工など、ハードウ…

行動を変える時はスピードも必要

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、行動を起こすことは大切ですが、さらに、そのスピードも問われるということです。しかし、そのスピードが速いかどうかは、同じ職場にい続けると、なかなか感じることができないので、業績が低迷している会社は、…

何事も最初は『初めての新しいこと』

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、経営環境の変化に合わせて、会社の役職員も行動を変えなければならないものの、新しい行動には失敗がつきものであることから、それを躊躇する人は少なくありません。しかし、失敗を恐れて行動を変えなければ業績…

行動指針を示さずに組織は変わらない

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、経営者の方の中には、「売上を上げろ!」と叫ぶ方が少なくないそうですが、そのための具体策まで言及しなければ、部下たちは行動ができないので、行動指針を示し、それが企業文化として定着させるための働きかけ…

行動を変えずに結果だけよくはならない

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、売上もコストも、何らかの行動の結果であって、会計上の問題は会計では解決できないとご指摘されておられますが、このことを理解せず、闇雲に「コストを削減しろ」と叫ぶだけの経営者や会社幹部は少なくないので…

『頭のいい人』はできない理由を考える

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、グーグルの幹部は、「予備知識が多すぎることは、イノベーションを阻害しかねず、今起きている事態について知りすぎていると、困難だと結論づける理由を十指に余るほど思いつく」と言っており、すなわち、いわゆ…

改善策は実践しなければ意味がない

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、かつて倒産の瀬戸際までいった日産自動車は、評論家ばかりで、行動を起こさない社員ばかりでしたが、カルロス・ゴーン氏が社長に就いてやったことは、特別なことではなく、何十年も前から、社内でもっとこうすれ…

価値のない行動は何もしない方がマシ

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、業績を高めるために最も大切なことは行動力であり、特に、闇雲に行動するのではなく、きちんと利益につながる行動をすることが大切だということです。しかも、利益につながらない行動もコストが発生するので、さ…

『人件費前利益』の最大化を目指す

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、財務会計の損益計算書の最も下には当期利益が記載され、それで業績が評価されますが、これを、「人件費前利益」に変更してみると、株主への利益と従業員への利益を同列に置くことになり、それを最大化しようとす…

プロセスにお金を払う人は誰もいない

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、その人の働きに全く関係なく年齡という要因だけで給料が上がっていくのは、永遠の右肩上がりを信じていた時代の幻想であり、会社の利益に多く貢献した者がそれだけ多くの給料をもらうことは、経済原理からして当…

年功賃金という悪平等は活性化の妨げ

[要旨]公認会計士の金子智朗さんによれば、20代のときに勤務した会社で部長表彰を受けたことがあったそうですが、副賞は500円のテレフォンカードであり、それは、日本では年功賃金の慣習が色濃く、成果が給料にあまり反映しないという悪平等によるも…