鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

社長は社員に模範を示す立場

先日、経済評論家の山崎元さんが、経営者

の責任に関して述べておられた、ダイヤモ

ンドの記事を読みました。


(ご参考→ https://bit.ly/3191Oui


山崎さんは、ある電力会社の経営者につい

て、次のように批判していました。


「例えば、同じような金品の授受を行って

いたことが社内調査で発覚した場合、一般

社員は間違いなくクビだろう。


通常の会社なら、懲戒免職になって退職金

も受け取れまい。(中略)


かつて、社長は『社員の長』だったので、

社員に模範を示す立場であり、社員が行っ

てはいけないような行為が発覚した場合、

即刻辞任することが社内秩序の上からも

当然だった。(中略)


経営幹部がこのまま居座り続けて、社内は

士気が保つのか、という疑問が湧く」


この電力会社の経営者については、法令、

社会的道徳など、さまざまな面から批判が

ありますが、今回、私が山崎さんの記事に

ついて言及した理由は、この電力会社の経

営者を批判するためではありません。


山崎さんの記事の、「経営幹部がこのまま

居座り続けて、社内は士気が保つのか、と

いう疑問が湧く」という部分を読んで、溜

飲が下がったからです。


事実として、この電力会社の経営者は、従

業員であれば解雇されるような行為をして

おきながら、当初は自らは身を引こうとせ

ず、外部からの批判によって、ようやく辞

任を表明しました。


(この事件については、経営者たちがなか

なか金品の受領を断ることができなかった

という特殊な事情があるということもきい

ており、それを私も理解していますが、文

字数の兼ね合いで、ここではその事情につ

いて言及することは割愛します)


繰り返しになりますが、袖の下を受け取る

ことはしてはならないことに、理由を説明

する必要はないと思いますが、会社のトッ

プがそれをしてしまったのであれば、次に

考えるべきことは、山崎さんのご指摘のよ

うに、従業員たちの士気を下げないように

することだと思います。


ちょっと偉そうに書きますが、この電力会

社の経営者が法令違反をしたことは、それ

はそれで罪がありますが、経営コンサルタ

ントの視点からは、「従業員なら解雇され

るようなことをしておきながら、なぜ、経

営者は自ら罰を受け入れるということを、

従業員たちに示さなかったのか」と、感じ

ています。


経営者も生身の人間なので、100%聖人

君子ではないと思いますが、この電力会社

の経営者たちは、本人たちがどう認識して

いたかは別として、従業員から見れば、士

気が下がるような姿勢をとったことになる

と思います。


私は、この電力会社の事件は、実は、にわ

とりとたまごの関係にあり、経営者が法令

違反をした結果、それが従業員の模範にな

らなかったのではなく、もともと経営者は

特別な立場だと考えている人が経営者に就

いてしまったので、「自分は経営者だから

何をしても大丈夫だ」と考え、金品を受領

してしまったのだと、私は考えています。


本人たちは、自分の意思に反して金品を受

け取らざるを得なかったたと弁明していま

すが、一方で、この問題に対して組織的な

対応をしなかったり、昨年9月に出された

この事件に関する社内調査の結果について

は、監査役にのみ報告し、取締役会や当局

には報告していなかったりと、稚拙な対応

しかしていません。


確かに、この事件については、当事者は難

しい決断をせざるを得なかったと思います

が、経営者としての驕りがあったことが、

誤った判断につながったことは間違いない

と私は考えています。


いわゆるオーナー会では、社長は会社の中

で絶大な権限を持っていますが、業績のよ

いオーナー会社では、社長は決して驕るこ

となく、従業員の士気がさがらないよう、

常に多くの労力を割いています。


事業はひとりで行うものではなく、組織的

な活動ですから、組織の統率がうまくとれ

なければ事業もうまくいかないということ

は、言うまでもありません。


それが分かっているからこそ、オーナー会

社の社長は、従業員の前では、権力を笠に

着て驕るようなことは、決してしないので

しょう。


一方で、この電力会社の経営者は、そのよ

うな思いが頭にはなかったため、金品授受

の問題について真剣に対応しなかったので

はないかということが、今回の記事の結論

です。




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http://yuushi-zaimu.net/conference/




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●10月21日ランチ会兼勉強会のお知らせ

 

10月21日(月)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 

■日時:令和元年10月21日(月)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/489330015247993/






本業転換は必要でないときから準備する

早稲田大学の山田英夫教授らの著書、「本

業転換」を読みました。


(ご参考→ https://amzn.to/2oDa2NM


この本は、「本業転換に成功した会社と、

うまくいかなかった会社の戦略を対比させ

ることによって、本業転換のポイントを導

き出す」ことを狙って書かれた本だそうで

す。


同書では、多くの会社の事例を基に、本業

転換がうまくいかなかった会社の特徴をあ

ぶりだしていますが、そのひとつの例とし

て、カネボウについては、次のような要因

を挙げています。


(1)わずか5年という短期間に、3つの

異業種に多角化したが、それが経営資源

拡散させてしまい、各事業への資源配分が

薄くなった。


(2)異業種への進出は、M&Aによって

行ったが、本業の繊維と技術面の関連が薄

い事業が多かった。


同社の事例のほか、多くの会社の事例の分

析結果から、山田教授は、本業転換を成功

させるには、「どの事業を選ぶか」と「新

事業の開始時期」という2つの視点が重要

であると述べておられます。


この結論も、多くの方が、感覚的に理解で

きるものですが、私は、「新事業の開始時

期」、すなわち、タイミングについて注目

しました。


山田教授は、「『本業転換の必要がない時

に、本業転換の準備を始めること』がタイ

ミング的にはベスト」と、述べておられま

す。


実は、これは、ある意味で結果論とも言え

る面があるので、判断が難しいものです。


同書では、本業転換に成功した事例とし

て、大塚製薬(現在の大塚ホールディング

ス)を挙げていますが、同社は、輸液(点

滴の薬)の圧倒的シェアを誇っていたとき

に、ポカリスエットファイブミニ、カロ

リーメイトなどの製品を開発しています。


これは、現在となっては成功事例と言える

のですが、業界で圧倒的なシェアがあると

きに、新製品の開発が必要と判断すること

は、「失敗したら責任が問われる」などの

心理的なプレッシャーなどから、なかなか

難しいと言えます。


でも、自社の状況を慢心せずに、あえて難

しいことに挑もうとする姿勢が、後になっ

て成功事例として結実したのだと、私は考

えています。


今回の記事の結論は、本業転換を成功させ

ている会社は、まさに「本業転換の必要が

ない時に、本業転換の準備を始めている」

ということであり、これは、以前ご紹介し

た、ダム式経営に通じる考え方なのだと思

います。


(ご参考→ https://bit.ly/329cU3H


むしろ、「本業の先行きが怪しくなってき

た」と感じてから本業転換を考え始めても

遅いということであり、それが、長く続く

会社とそうでない会社の分け目なのだと思

います。




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「お客さまはお店に来ない」がスタート

経営コンサルタントの林俊之さんのブログ

に、集客について書いてありました。


(ご参考→ https://amba.to/30ZfeZG


「どんな、ビジネスであれ、見込み客を見

つけ、買ってもらえなければ、ビジネスを

継続することはおろか、存続することもで

きない。


この、当たりまえのことを忘れていたり、

できなかったりする人が多いが、なぜでき

ないのかというと、そのような人たちは、

先に自分が売りたいものをつくってからビ

ジネスを始めるからだ。


本来ならば、先に、集客をしなければなら

ない。


では、集客できるようにするにはどうすれ

ばよいかというと、まず、自分の身の回り

の人に、自分の凄いところはなにかという

ことをきく。


十人くらいにきいて答えが同じなら、間違

いなくビジネスとして展開できるが、もし

バラバラなら、もう少し修行をしてから出

直したほうがよい」


林さんの、このご指摘はその通りなのです

が、先日ご紹介した、小野正誉さんのご著

書、「『丸亀製麺』で学んだ超実直!史上

最高の自分のつくりかた」にも、同じよう

な内容が書かれていました。


(ご参考→ https://amzn.to/2OkGZJn


「『お客さまは来ない』というスタート地

点から、『どうやってお客さまに選らんで

いただき、お店に足を運んでいただくか』

ということを考える。


そして、『手づくり・できたて』の商品を

提供するという丸亀製麺の一番のこだわり

の部分をつくり、それを、日々、実直に取

り組んでいくことで、おいそれと真似でき

ないくらいに磨き上げる。


それが、結果的には『いちばんの近道』に

なる」(123ページ)


私も、コンサルティングの経験から、おふ

たりと同様のことを感じており、かつて、

ブログにそのことを書きました。


(ご参考→ https://bit.ly/2Mu6TI8


では、今回、なぜ、おふたりのご指摘につ

いてご紹介したのかというと、多くの方が

当りまえのことと感じるようなことである

にもかかわらず、「売るしくみ」を後回し

にしてしまう人が多いのかを考えてみたい

と思ったからです。


とはいっても、私が考えた原因は、それほ

ど複雑ではなく、失敗してしまう人は、事

業を単に部分的にしか捉えていないからだ

と思います。


事業を単純に示すと、購買活動→生産活動

→販売活動という流れになっていますが、

失敗してしまう人は、事業を生産活動とだ

けとらえているのでしょう。


事業の目的は利益を得ることですが、それ

は、販売活動で実現します。


もちろん、製品を生産しなければ、販売す

ることもできませんので、生産活動は欠か

せませんが、販売活動まで視野に入れる、

すなわち、顧客の視点を事業の改善に採り

入れなければ、事業は独善的なものにな

り、失敗してしまうでしょう。


このことも、多くの方は理解しておられる

と思いますが、それが実践できずに失敗し

てしまう方がいるのは、林さんのご指摘で

いえば、「自分の凄いところはなにかとい

うことをきく」、小野さんのご指摘でいえ

ば、「自社のこだわりの部分に、日々、実

直に取り組んで、おいそれと真似できない

くらいに磨き上げる」ということが、なか

なか実践できないからでしょう。

そういう私も途上の身なので、事業改善に

懸命に取り組んでいる経営者の方に、「努

力が足りない」というようなことを言える

立場にはないのですが、顧客から見て価値

のある製品(商品)は、一朝一夕ではつく

ることはできなものだからこそ評価を得ら

れるということも、事実でしょう。


私は、この、顧客からの評価をしてもらえ

る事業にするということは容易ではないこ

とであるものの、だからこそ経営者として

の活動は難しく、かつ、チャレンジする甲

斐があるものなのだと思っています。




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絶対に譲れない方針が事業を強くする

先日、丸亀製麺などのレストランチェーン

を運営する、トリドールホールディングス

の社長秘書で、「『丸亀製麺』で学んだ超

実直!史上最高の自分のつくりかた」を出

版された、小野正誉さんにお越しいただ

き、私の制作しているポッドキャスト番組

の収録をしていただきました。


その収録の合間に、丸亀製麺さんは、なぜ

地味な戦術を実践しているのかということ

についてお話をお伺いしました。


(同社の、地味な戦術については、私が、

以前、ブログにも書いていますので、ご参

照いただきたいと思います。

https://bit.ly/2JjKmgL


ここで、地味な戦術と書きましたが、例え

ば、小さな改善を積み重ねて売上を2倍に

した羽田空港店では、レジを2台設置した

ら、顧客の回転率が向上し、売上が0.5

%増えたそうです。


この戦術はほかのお店とも共有され、実践

されているそうです。


ただ、「0.5%の売上を伸ばすために、

レジを2台にする」という戦術を採用する

かどうかを検討したとき、多くの経営者の

方は、効果が小さいという理由で、採用し

ないのではないでしょうか?


実は、私も、売上増加0.5%の戦術は、

効果が小さい戦術だと思うので、顧問先へ

は薦めようとは思いません。


では、なぜ、丸亀製麺では、このような小

さな改善を積み重ねるのかということを、

小野さんは、次のように解説してください

ました。


すなわち、丸亀製麺では、「人の心をつか

む、『手づくり』『できたて』の感動」を

顧客に提供するという考え方を大切にして

いるそうです。


もし、単に、売上を増やして、利益が得ら

れればそれでよいという価値観で事業に臨

んでいたら、地味な戦略は採用しようとし

ないでしょう。


でも、前述のような、絶対に譲れない方針

を持っているから、それ以外のことは、た

とえ地味な戦略でも採り入れるという価値

観が、丸亀製麺の業績となって現れている

のだと思います。


小野さんは、これを、「be→do→ha

ve」の考え方とお話しています。


すなわち、「『手づくり』『できたて』の

感動」を提供しようと思う(be)→小さ

な改善も含めてなんでも実践する(do)

→顧客の心をつかむ(have)というこ

とだそうです。


ただ、多くの方は、「be→do→hav

e」ではなく、逆の、「have→do→

be」で考えてしまっているそうです。


この、「be→do→have」の考え方

については、Podcastで配信予定で

すので、その時まで楽しみにお待ちくださ

い。


話を戻して、今回の記事の結論は、「顧客

の心をつかむ」という絶対に譲れない方針

を持つことによって、地味な戦術であって

も取り組む価値があると考えられるように

なり、それが競争優位という結果につなが

るということです。




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制度融資の利率は高いか?

経済評論家の上念司さんが、ダイヤモンド

に、制度融資を薦めてきた信用金庫を批判

する記事を載せていました。


(ご参考→ https://bit.ly/2LYz9DF


その概要は、上念さんは、総合格闘技ジム

を4店舗経営していたが、事業が順調なの

で、新たなジムを出店することにした。


そこで、その出店に必要な資金をまかなう

ために、信用金庫から融資の相談をした。


ところが、信用金庫は、融資利率1.7%

自治体の制度融資を薦めてきた。


この、融資利率1.7%のうち、0.4%

は、自治体が負担してくれると説明された

が、別途、信用保証協会への信用保証料

0.4%支払う必要があるので、結局のと

ころ、トータルで1.7%の負担であるこ

とに変わりはない。


マイナス金利の時代に、融資利率が1.7

%というのは高すぎるが、初めて融資取引

をする会社に対しては、このような対応を

するのか、というものです。


私は、上念さんの言い分も理解できる面も

ありますが、上念さんが融資申し込みをし

た信用金庫の立場も理解できる面がありま

す。


確かに、マイナス金利の時代に、1.7%

金利を支払うということは、高いような

感じもしますが、金融機関の利鞘が2%未

満であれば、それほど高いとは言えないと

私は考えています。


短期プライムレートが3%や5%の時代の

銀行の利鞘は2%程度はあったし、それが

あまり高いと感じる人もいなかったと思い

ますが、日本銀行がマイナス金利政策を打

ち出している時代では、利鞘が2%である

と、高いと感じられてしまうのかもしれま

せん。


もちろん、金融機関も合理化を進め、利鞘

が薄くなっても採算が得られるようにする

努力が求められますが、2%未満の利鞘は

決して不当な高さとは、直ちには、言えな

いでしょう。


また、信用保証協会の保証によって、融資

をする金融機関の信用リスク(融資が返済

されないかもしれないというリスク)がな

くなるのであれば、もっと、低い利率で融

資ができるのではないかと思われるかもし

れません。


私も、これについてはそう思います。


信用リスクのない融資であれば、1.7%

の利息が得られるのであれば、採算が合う

と思います。


ただ、制度融資の利率は、自治体の決める

ものであり、かつ、どの会社に対しても、

同じ利率となること、そして、信用保証協

会の保証がない場合、1.7%での融資は

難しいということを考えれば、私は、信用

金庫が、上念さんに制度融資を薦めたこと

は、それほど誤った対応ではないと思いま

す。


その一方で、上念さんは、もっと低い利率

で融資を受けたいと考えていたのかもしれ

ません。


上念さんの会社の情報を私は持っていない

ので、正確なことは書けないのですが、ま

ず、もし、制度融資を利用せず、低い利率

で融資を受けたいのであれば、上念さんが

融資を受ける相手として信用金庫を選択し

たことは、あまり賢明な判断ではないと思

います。


もし、融資利率の低さを優先して取引をす

るのであれば、メガバンクを選ぶべきで

しょう。


ただ、メガバンクから低利の融資を受けた

いという場合、ある程度のまとまった金額

が条件になることと、会社の信用度が問題

になってくると思います。


もし、融資額や、信用度があまり高くない

会社であれば、利率は高くても、「身近」

な金融機関である信用金庫が最適だと思い

ます。


仮に、私が、信用金庫の職員として上念さ

んとお話する機会があれば、このようなこ

とを説明すると思います。


ここまでは、信用金庫の立場を説明する内

容を述べてきましたが、私は、現在の信用

金庫が、現状を維持していても問題がない

とは思っていません。


やはり、上念さんのような方にも満足して

もらえる融資ができるようになることを、

目指していっていただきたいと思っていま

す。

 

 

 

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チーママの独立

先日、経営コンサルタントの林俊之さんの

ご著書、「一天地六の法則」を拝読しまし

た。


(ご参考→ https://amzn.to/3283p4w


その中で、実際にあった話として、「チー

ママの独立」というものが書かれていまし

た。


これも、よくある感じの話なのですが、あ

るスナックのチーママ(副店長)が、「こ

のお店は大繁盛しているが、売上の半分は

自分の実力によるものだ」と考え、それな

ら独立して自分のお店を持とうと思ったそ

うです。


しかし、そのチーママが独立して開いたお

店は、思惑に反して、あまり繁盛しません

でした。


その結果を見て、実は、以前勤めていたお

店は、ママ(店長)が陰で多くの営業努力

をしているから繁盛しているのであり、マ

マがチーママに花を持たせてくれていたと

いうことに、ようやく気づいたというお話

です。


これを読んだとき、私は、中国明代の伝奇

小説の西遊記の中の、お釈迦さまと孫悟空

のやりとりを思い出しました。


これも有名なので、あえて述べるまでもあ

りませんが、神通力を手に入れて暴れまわ

孫悟空を懲らしめるために、お釈迦さま

孫悟空に力比べを申し入れ、それに応じ

孫悟空は世界の果てまで飛んで行ったも

のの、実はお釈迦さまの手のひらの中を飛

んでいただけに過ぎなかったというお話で

す。


このような、自分の力を過信してはいけな

いという寓話はよく耳にするので、これも

私がここで述べるまでもないのですが、そ

れでもそのような失敗をしてしまう人は少

なくないと思います。


では、自分の力を過信して失敗しないよう

にするためにはどうしたらよいのかという

ことを考えてみたのですが、逆に、それも

難しいと思いました。


例えば、会社員の方が独立することを目標

にして10年間研鑽を積み、いよいよ独立

しようと考えているけれど、果たして、そ

の人の実力は十分かどうかということは、

その人だけでなく、周りの人も確かめるこ

とはとても難しいと思います。


独立しようとするときに、その人の実力が

十分かどうかということは、実際に独立し

てからでないとわからないという面もあり

ます。


逆に、慎重になり過ぎて、いつまでも独立

しないことも、当初の目的を達成できなく

なる原因になります。


したがって、どうすればよいかというと、

100%客観的にはならなくても、ある程

度、独立の判断の客観性を高めることだと

思います。


具体的には、テストマーケティングをした

り、事業計画を立てて専門家に評価しても

らったり、事業開始後に計画通りに事業が

進んでいることが容易に分かるよう、KP

Iの設定と、それを計測する仕組みを作っ

ておいたりすることだと思います。


と、ここまで書いてきて感じたのですが、

これだけの準備をする人は、事業を始めて

も、恐らく失敗しないのではないかと思い

ます。


失敗してしまう人は、慎重さが不足する人

であり、だから、自分の実力も過信してし

まうのかもしれません。




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●10月21日ランチ会兼勉強会のお知らせ

 

10月21日(月)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 

■日時:令和元年10月21日(月)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/489330015247993/














運送業から芸能事務所へ?

先日、銚子鉄道の事業について書かれてい

る、ダイヤモンドの記事を読みました。


(ご参考→ https://bit.ly/2OwMg0N


同社は、「(まずい棒やぬれ煎餅などの)

食品製造販売事業の売り上げが約7割を占

め、鉄道事業を上回っている」という点が

特徴的です。


ちなみに、同社の「まずい棒」は販売本数

が100万本を超えるヒット商品になって

いるそうです。


(ご参考→ https://bit.ly/2LStwak


ちなみに、以前、遠州鉄道などが、グルー

プでの売上に占める鉄道事業の売上が1%

未満ということを述べました。


(ご参考→ https://bit.ly/2pJNhYK


遠州鉄道グループの場合、事業を多角化

ていく中で、鉄道事業そのものの売上の比

率が低くなっていったものです。


一方、銚子電鉄の食品販売事業は、多角化

とも言えますが、販売しているお菓子は、

鉄道関連グッズであり、遠州鉄道グループ

内の流通事業とは意味合いが異なります。


むしろ、鉄道ファンにとって銚子電鉄の電

車はアイドルであり、鉄道ファンの需要に

応えるために関連グッズを販売していると

言えると思います。


すなわち、銚子電鉄は、旅客運送業から、

芸能事務所に事業を変えたとも言えると思

います。


とはいえ、同社は、旅客事業の維持のため

に、関連グッズを販売しているというスタ

ンスなので、私のような分析をされること

は迷惑かもしれません。


しかし、結果として、じょうずな「パラダ

イムシフト」を実践していると思います。


だからといって、このパラダイムシフトは

どんな会社でもすぐにできるとは限りませ

ん。


銚子電鉄も、簡単には「まずい棒」という

ヒット商品を産み出したわけなく、いろい

ろなアイディアを出していった結果だと思

います。


しかし、同社の熱意が、ヒット商品を生ん

だことに間違いはないでしょう。


今回の記事の結論は、容易に実践できない

ものの、パラダイムシフトは業績を改善す

るための鍵となるので、銚子電鉄の事例を

参考にしていただきたいということです。


なお、国土交通省の公表している鉄道統計

年報によれば、銚子電鉄の平成28年度の

鉄道事業の損益は、約8,148万円の赤

字、食品販売などの損益は、約4,501

万円の黒字であり、会社全体としての営業

損益は、約3,649万円の赤字です。


同社の事業は、まだまだ険しそうです。


(ご参考→ https://bit.ly/30TxxiW

 

 

 

※この記事はメールマガジンでも配信して

います。ぜひ、ご登録ください。→

http://yuushi-zaimu.net/conference/

 

 

 

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●10月21日ランチ会兼勉強会のお知らせ

 

10月21日(月)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 

■日時:令和元年10月21日(月)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/489330015247993/