鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

魔法の朝礼

サンリオエンターテイメント社長で、サン

リオピューロランド館長を務める、小巻亜

矢さんのご著書、「サンリオピューロラン

ドの魔法の朝礼」を拝読しました。


(ご参考→ https://amzn.to/2rFsyGH


同社では、1回約10分の朝礼を、毎日、

のべ12回実施し、来場者が4倍になった

という効果があったそうです。


12回の朝礼には、必ずしも全員が参加し

ていないとはいえ、1日に、のべ約120

分(=約2時間)を朝礼にあてているとい

うことは、私も驚きました。


組織運営にはコミュニケーションが大切だ

とはいえ、一見すると、朝礼に120分の

時間を割くことは、非効率ではないかと感

じてしまうのですが、同社では、朝礼に

よって業績を伸ばしたという実績があり、

改めてコミュニケーションの大切さを感じ

ました。


ただ、これも多くの方が陥りやすい誤解だ

と思うのですが、朝礼の目的は、業績の改

善ではなく、まず、コミュニケーションの

確保のようです。


その例として、小巻さんはご著書の中で、

次のように述べておられます。


マーケティング機能は、朝礼のメインの

メリットではなく、あくまでも数あるメ

リットの中の『ワン・オブ・ゼム』です。

(中略)


まず、重要なのは『朝礼』のおかげで互い

にコミュニケーションをとりやすい風土が

確保されるということです。


さらに、それに付随してマーケティング

果も得られるということです」(95ペー

ジ)


このご指摘は、逆に言えば、マーケティン

グを目的として朝礼を実践すれば、朝礼は

マーケティング活動の一部になってしまう

ので、マーケティング活動は重要ではある

ものの、それだけのための相対的に効率の

低い活動になってしまうのだと思います。


しかし、朝礼(=コミュニケーションの確

保)には、士気の向上、スキルの向上、問

題意識の醸成など、10のメリットがある

と小巻さんはご指摘されておられます。


すなわち、毎日120分の朝礼を実践して

いるということは、組織の習熟度を高めて

いることであり、それが結果として業績の

向上につながっているのだと思います。


私も含めて、多くの方は、「●●を実践す

れば業績がよくなる」と安易な考え方をし

てしまいがちですが、組織的な活動は有機

的なものであり、もっと掘り下げて深いと

ころに着眼しなければならないということ

を、小巻さんのご著書を読んで認識を深め

ました。


すなわち、毎日10回の朝礼は、まさに、

優れた組織運営の手法なのだと思います。


もし、「組織の一体感がない」、「従業員

の方たちに、もっと生き生きとして仕事を

して欲しい」と望んでいる経営者の方がい

らっしゃれば、小巻さんの実践している、

「魔法の朝礼」を参考にして、自社でも導

入されることをお薦めします。





※この記事はメールマガジンでも配信して

います。ぜひ、ご登録ください。→

http://yuushi-zaimu.net/conference/






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●12月13日(金)ランチ会兼勉強会のお

知らせ

 

12月13日(金)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 


■日時:令和元年12月13日(火)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/532327930944980/






遅咲きの人材

先日、ダイヤモンドオンラインの、「遅咲

きスターに企業が学ぶ『埋もれた社員』の

活かし方」という記事を読みました。


(ご参考→ https://bit.ly/2O1pD2v


この記事の結論は、「人材がいないと嘆く

会社に人材がいないのではない、人をしっ

かりと見ていないだけ、見る目がないだ

け、やらせていないだけなのだ」というこ

とです。


少し記事の内容に触れると、スターはみっ

つのタイプに分かれるそうです。


ひとつめは、王道スターで、石原裕次郎

ような俳優、ふたつめは、周囲からの定評

はあったものの、あまり目立ってはいな

かった人が、あることがきっかけでスター

になるタイプで、吉田鋼太郎や吉田洋のよ

うな俳優、みっつめは、時代の要請でス

ターになるタイプで、田中圭高橋一生

天海祐希のような俳優だそうです。


したがって、ビジネスにおいても、ふたつ

めのタイプとみっつめのタイプに目を向け

ることが大切だということです。


これも、多くの方に容易に理解してもらえ

ると思うのですが、一方で、中小企業経営

者の方の多くは、「王道スター」タイプを

求め、「中小企業にはよい人材が入社して

くれない」と考えてしまいがちです。


だからと言って、安直に、「中小企業は、

人を育てることに注力すべきだ」と述べる

つもりはありません。


現在は、大きな会社でさえ、人材確保に苦

心している時代です。


しかも、「スター」を雇ったとしても、そ

のような人材は、時間を経ずに他社に移っ

たり、自ら起業したりしてしまいます。


すなわち、人材確保については、大企業と

中小企業の間での、有利・不利の差は縮ま

りつつあるということです。


そうであれば、「スター」を確保しようと

することの意味は薄くなり、自ら人材を育

成したり、従業員の視点からも魅力的な会

社にすることができるようになれば、大企

業との実力の差も縮まっていきます。


そして、これは中小企業にとってのチャン

スになると、私は考えています。


もちろん、「人材を育成する」ということ

は容易なことではありませんが、現在のビ

ジネスの環境においては、この人材の育成

という課題を避けることはできません。


この点については、中小企業経営者の方に

とっては厳しいことになりますが、「会社

経営=人材育成」と考えなければならない

時代になったのだと思います。


しかし、現在では、中小企業においても実

践できる、人材育成の手法がたくさん確立

されています。


もし、人材育成が不得手と感じている経営

者の方がいらっしゃれば、悲観することな

く、1日でも早く、専門家等にご相談する

ことをお薦めします。




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12月13日(金)12時00分から、東

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■日時:令和元年12月13日(火)

12時00分~14時00分


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計画を上回ると批判される理由

前回の記事で、会社員の経験が長い方は、

独立・起業しようとしていても、正解を求

めようとしてしまうということについて述

べました。


その理由については、作家の犬養ターボさ

んのPodcast番組にご出演されてお

られた、起業家向けコンサルタントの竹岡

佳信さんは、「会社員は、計画していない

ことを実行すると、会社から批判されるか

ら」と述べておられます。


(ご参考→ https://bit.ly/2Ct6UY6


竹岡さんも、かつて、会社員時代に、半期

で10億円の売上の計画に対し、20億円

の売上を得たら、計画を超過したことを批

判されたそうです。


私は、竹岡さんのこのお話は本当かなぁと

も思ったのですが、計画を超えて売上を得

た竹岡さんを叱った上司が、なぜ、竹岡さ

んを叱ったのか、分かる気がします。


何ごとも計画通りに進むことが、上司など

の管理者層は、最も楽だからでしょう。


実績が、計画を上回っても、下回っても、

予定通りでなければ、何らかの対応が必要

になり、それを避けようとする心理が働く

のでしょう。


これは、一言で言えば、「事なかれ主義」

ということです。


しかし、この事なかれ主義は、大きな組織

になるほど蔓延し、しかも、不幸な結果を

招きます。


そして、その例は、枚挙にいとまがないと

いうことも、言及するまでもありません。


ここまでが前置きで、これから本題に移り

ます。


私が多くの中小企業の経営者の方と接して

きて、「自立的に動く従業員がいない」と

いう不満を口にする方は多いと感じていま

す。


その一方で、中小企業経営者の方(といっ

ても、中小企業経営者の方に限らず、私に

もあてはまることですが)は、自分にとっ

て不都合な結果や、自分の考えと異なる考

えを持つ人に対しては、不快感を示してし

まいがちです。


分かりやすい例では、部下に対して、日頃

は、「自分で考えて動け」と言っておきな

がら、自分が部下に対して行った頼み事や

指示を、すぐに実行して結果を出さない

と、不機嫌な顔をしてしまうという経営者

の方は珍しくありません。


でも、経営者の方も、感情を持つ人間とし

ての側面もあるので、自分の思い通りに事

が運ばないと、機嫌が悪くなってしまうの

は、ある意味、自然のことです。


ただ、経営者は、部下を育成するという役

割があるので、自分の感情を押し殺してで

も、部下の自主性を尊重しなければなりま

せん。


それができなければ、部下たちは、常に経

営者の顔色を伺って仕事をすることになる

ので、およそ自立的な活動を望むことはで

きなくなります。


経営者の役割を実践することは、本当に容

易ではないと感じます。


そして、このことも多くの方が理解してお

られることでしょう。


では、今回の記事の結論は何かというと、

前述の、竹岡さんがかつて働いていた会社

は、私の想像ですが、事なかれ主義が蔓延

していた会社なのでしょう。


計画を超える売上を得たことが批判される

ようでは、仕事の本当の目的を理解せず、

上司から批判されないようにするためだけ

に、毎日、努力をしているわけですから、

業績もよくならないと思います。


そして、何よりも、そのような会社で働い

ている人たちは、毎日、目立つことをしな

いよう、亀のように首をすくめて働いてお

り、顔の表情はロボットのように無表情に

なっているのではないでしょうか?


そうであれば、中小企業経営者の方が、部

下の方たちに対して、大いに自主性を発揮

して働いてもらうようにすれば、いきいき

とした表情で、ロボットのような表情をし

た人たちの何倍もの働きをすると思うとい

うことが、今回の記事の結論です。


ただ、「自主性を発揮して働いてもらう」

というのは、「言うは易く行うは難し」で

あることも事実だと思います。


それでも、「自主性を発揮して働いてもら

う」ことは、大きな会社よりも、小さな会

社の方が実践しやすいと思います。


すぐに実現することは難しくても、数年か

けてそれを実現できるようになれば、大き

な会社にも負けない強い会社になると思う

ということを、前述のPodcast番組

を聴いて感じました。




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経営者の役割は正解のない答えを出すこと

先日配信された、作家の犬養ターボさんの

Podcast番組で、起業家向けコンサ

ルタントの竹岡佳信さんが、会社員の方が

起業家として自立していくには、1年程度

かけて「デトックス」が必要とお話されて

おられました。


(ご参考→ https://bit.ly/2Ct6UY6


竹岡さんのいう「デトックス」とは、事業

運営の中で、何らかの意思決定をするとき

に、「正解を求めてしまう」という習慣を

取り除くことです。


でも、起業しておられる方は、容易にご理

解いただけると思いますが、事業運営する

中で、A案とB案のどちらかを選ばなけれ

ばならないとき、どちらも正解かもしれな

いし、どちらも不正解かもしれないという

ことは、まま、あります。


また、短期的には、A案を選ぶことが正解

で、B案を選ぶことが不正解だったのに、

長期的には、A案を選ぶことが不正解で、

B案を選ぶことが正解だったということも

あります。


したがって、事業運営上の意思決定は、何

を選ぶかということは、それほど重要では

なく、経営者の方が積極的な意思決定を行

い、それを行った後に、決定した事項につ

いても積極的に関与して行くということの

方が大切ということです。


むしろ、何も意思決定をせず、現状を成行

的に続けてしまうと、経営者の方は、その

後の事業運営にも受動的にしか関与しなく

なってしまい、そのことが、状況をさらに

悪化させてしまいかねません。


とはいえ、ここまで述べて来たことは、私

がわざわざ述べるまでもないことなのです

が、私自身も含め、知らず知らずのうちに

積極的な意思決定を避けてしまっているこ

とがあるということも感じています。


例えば、私が、資金繰に苦心している中小

企業経営者の方から、融資のご相談を受け

るとき、「今回の融資申込が、取引銀行か

ら希望通りに承認してもらえたとしたら、

その後、あなたはどのように事業展開をし

ていきますか」という質問をすると、はっ

とした顔をされることが、よくあります。


というのは、現在、事業がうまく行ってい

ないのは、自社に対して融資を渋っている

銀行の責任であると考え、融資を受けるこ

とが目的化してしまっている場合に、この

ようなやり取りが起きます。


本当は、融資を受けることは、事業を改善

するための手段であり、経営者の本来の役

割である、事業を改善するための活動には

目が向いていないため、なかなか事業が改

善されないのだと思います。


このようなことが起きる原因は、経営者の

方が。無意識のうちに事業改善に正面から

向き合うことを避け、業況が低迷している

原因を、融資を渋る銀行に責任転嫁してい

るのだと思います。


今回は、資金繰が苦しい会社を事例に出し

ましたが、業況がなかなか改善しない会社

の経営者の方は、どれくらい自らの意思で

活動をしているか、考え直して見ると、抜

本的な事業改善策のヒントが見つかるかも

しれません。


意思決定をするということは、結果責任

ともなうことであり、実践することは難し

いことでもありますが、だからこそ、誰か

に代わってもらうことができない、経営者

の固有の役割といえるのでしょう。




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伝え方以外の1割とは?

コピーライターの佐々木圭一さんのご著書

の、「伝え方が9割」は、100万部を超

えるベストセラーですが、私はこの本のタ

イトルが、ずっと気になっていました。


(ご参考→ https://amzn.to/2NPHOrS


というのは、「伝え方以外の1割」って何

だろうと思っていたからです。


この疑問への回答は、ダイヤモンドオンラ

インにある、佐々木さんへのインタビュー

記事に書かれていました。


「『伝え方が9割って、では中身は1割な

んですか?』なんて言われることがありま

すが、そういうことではありません。


日本人は、中身をすごくつきつめるがゆえ

に、伝え方についてあまり考えなくて、放

置してしまうことが多いんです。


タイトルには、『中身を磨くだけではな

く、伝え方も大切にしましょう』という意

味を込めているんですよ」


(ご参考→ https://bit.ly/2qxSyTU


佐々木さんとしては、中身も伝え方も、両

方大切だけれども、日本人はあまり伝え方

を考えないので、伝え方に9割の意識を向

け欲しいという意味で、「伝え方が9割」

というタイトルをつけたということがわか

ります。


だから、大切なもののうち、9割が伝え方

であり、1割が中身なので、佐々木さんは

決して中身は大切ではないと言っているわ

けではないようです。


でも、「伝え方が9割って、では中身は1

割なんですか?」という質問をする人がい

るというのは、「伝え方さえよければ、中

身はどうでもよい」という考え方をしてし

まう人がいるということであり、そのよう

に受け止めてしまう人がいるために、佐々

木さんも困ってしまうことがあったのだと

思います。


そういう面では、本当に「伝え方が9割」

大切だと思います。


ちなみに、佐々木さんは、茂木健一郎さん

がホストを務めるラジオ番組にご出演され

たとき、別のエピソードをお話されておら

ます。


(ご参考→ https://bit.ly/2NugsbK


すなわち、佐々木さんの知人の経営者が、

その知人の部下である新入社員が会社に遅

刻して出勤したとき、その経営者の方が若

かったころに自分の上司から怒られたとき

と同じように、「やる気がないなら帰れ」

と叱ったそうです。


そうすると、その新入社員は、本当に家に

帰ってしまったそうです。


そこで、佐々木さんは、昔の上司が怒るよ

うなやり方は今は通用しない時代なので、

「遅刻すると、君の評価が下がってしまう

から、もう遅刻をしてはいけないよ」と、

諭すべきだったとお話されておられます。


これは、「遅刻をすると評価が下がる」→

「いまは君の評価は高い」ということを伝

えることになるという意味も含まれている

そうです。


すなわち、今は、他者の考えを察すること

ができる人が減っているという前提で、ビ

ジネスの場では、婉曲表現は避けることが

無難だということです。


そういう私も、かつて、勘違いをしていた

ことがありました。


私が、小学生のときのことですが、担任の

先生から、「日曜日は遊ばなくてはだめ

だ」と言われたことがあり、それに気をよ

くして、日曜日は思いっきり遊んでいまし

た。


それを見ていた母親が、「日曜日だからと

いって、遊んでばかりはだめだ」と、私に

言って来たので、私は、「先生が日曜日は

遊ばなくてはだめだと言っていた」と反論

しました。


そこで、母親が担任の先生にそれについて

問い合わせたところ、「日曜日は遊ばなく

てはだめだと言う意味は、平日にしっかり

予習復習をして、日曜日に勉強を持ち越す

ことがないようにしなければだめだという

意味で言ったので、平日にしっかり勉強も

していないのに、日曜日だからといって遊

んでいてはだめだ」と言われました。


恥ずかしい限りです。


今回の記事の結論は、私自身もそうなので

すが、人は、他人が言った言葉を、無意識

のうちに自分の都合のよい意味で解釈して

しまう傾向にあるということです。


佐々木さんの本のタイトルも、「伝え方だ

け大切にしていれば、中身はそれほど気に

かける必要はない」と解釈されがちです。


これは面倒だとは思うのですが、ビジネス

の場面において、他者に自分の考えている

ことを察してもらおうとすることは、あま

り賢明ではないということを、私も経験的

に実感しています。


したがって、繰り返しになりますが、婉曲

表現や慣用表現は使わずに、直接的な伝え

方が大切だと感じています。


まさに、「伝え方が9割」大切ということ

です。




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銀行の社外取締役の効果は限定的

先日の日本経済新聞に、「地銀改革-社外

取締役活用を柱に-金融庁、手引き作成

へ」という記事が載っていました。


(ご参考→ https://s.nikkei.com/2NtqV7u


記事の概要は、「収益環境が厳しい中での

事業戦略の立案や社外取締役の活用などを

求め、頭取の意識を高める」ために、「金

融庁は地方銀行の経営改革を促す論点をま

とめる」というものです。


その狙いについては、金融庁幹部の言葉を

引用し、「社外取締役に経営のチェック機

能を果たすだけでなく、地銀の成長に向け

た助言役としても存在感を発揮してほし

い」ということであると述べています。


私は、この銀行に対して社外取締役の活用

を求める金融庁の考え方は、まったく効果

がないとは言えないものの、あまり期待で

きないと考えています。


なぜなら、日本の会社での社外取締役の地

位は、実態は低いからです。


社外取締役は、会社法第2条第15項で

定義されており、分かりやすくいえば、そ

の会社や子会社の役員や従業員になったこ

とがない取締役のことです)


社外取締役は、社内取締役(厳密には、社

内取締役という言葉はありませんが、ここ

では便宜的に、社外取締役以外の取締役を

社内取締役と記します)と異なり、会社に

しがらみがない立場から、取締役会などで

自由に意見を述べたり、他の取締役を監視

する役割が期待されています。


会社の運営には、社外取締役のような立場

の人が必要という考え方そのものは、私も

賛同できるのですが、その一方で、社外取

締役を選任している会社の多くが、その社

外取締役と責任限定契約を結んでいるよう

です。


責任限定契約は、会社法第427条で規定

されている契約で、その契約を結んだ社外

取締役は、あらかじめ、責任を限定できる

ようになっています。


この責任とは、具体的には、株主代表訴訟

などによる損害賠償のことで、責任限定契

約のある社外取締役等は、善意かつ重過失

がない場合、「定款で定めた額の範囲内で

あらかじめ株式会社が定めた額と最低責任

限度額(社外取締役等の場合は役員報酬

2年分)とのいずれか高い額を限度」(会

社法第427条)とするものです。


ちなみに、責任限定契約は、業務執行を行

わない社内取締役と監査役との間では結ぶ

ことができますが、代表取締役や業務執行

を行う社内取締役との間では結ぶことがで

きません。


ただし、代表取締役や業務執行を行う社内

取締役の責任を、株主総会や取締役会の決

議で軽減することができます。


話を戻して、責任限定契約は、社外取締役

がそれを結んでいなければ、社内取締役と

同じ責任を負うことになるため、その責任

の重さから、社外取締役に就任に応じる人

がなかなか現れないという実態からできた

制度のようです。


その事情も理解できるのですが、そのよう

な「責任が軽い」取締役は、責任の重い社

内取締役と比較して、発言の重みも軽く

なってしまいます。


日本の銀行の社外取締役のすべてについて

確認はしていませんが、前述のように、多

くの銀行では、社外取締役との間で責任限

定契約を結んでおり、表面的には社外取締

役を選任してガバナンスを強化していると

アピールはできても、実態は、アドバイ

ザー的な存在にとどまっているものと思わ

れます。


これも繰り返しになりますが、責任限定契

約のある社外取締役の役割がまったく無意

味かというと、必ずしもそうではないと思

いますが、代表取締役や社内取締役の業務

運営が異常な状態に逸脱しそうになったと

きに、責任限定契約のある社外取締役がそ

の歯止めとなる役割を発揮できるかという

と、決定的な対策にはならないと思ってい

ます。


日本では、その言葉の響きだけで、社外取

締役が万能と考えている人も少なくないと

私は感じていますが、過度な期待はすべき

ではないと思います。


では、社外取締役に期待できないとすれば

どうすればよいのかというと、それは、私

も直ちに解決できる方法はないと考えてい

ます。


ただ、りそな銀行等を傘下に持つ、りそな

ホールディングスの会長に就任した、東日

本旅客鉄道出身の細谷英二さん(故人)の

ように、異業種から銀行の経営者に就き、

銀行の事業改革を行う事例が増えることが

望ましいと考えています。


また、2019年9月期中間期の業績予想

を、19億1,000万円の赤字に下方修

正した島根銀行も、完全に異業種とは言え

ませんが、金融持株会社SBIグループ

が指名する取締役2人を受け入れ、業務改

革を行うことにしています。


これからは、社外取締役よりも、こういっ

た実効力のある取締役の就任が、銀行の業

績向上には欠かせなくなっていくものと私

は考えています。




※この記事はメールマガジンでも配信して

います。ぜひ、ご登録ください。→

http://yuushi-zaimu.net/conference/





f:id:rokkakuakio:20191108192605j:plain

 

 

●11月19日ランチ会兼勉強会のお知らせ


11月19日(火)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 


■日時:令和元年11月19日(火)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/410138059668211/








店の売上を2倍にした本当の要因

本日配信した、私の制作しているポッドキ

ャスト番組に、丸亀製麺を運営している、

トリドールホールディングスの社長秘書を

お務めの、小野正誉さんにゲスト出演して

いただきました。


(ご参考→ https://bit.ly/2X0PKL1


番組の中では、小野さんのご著書、「丸亀

製麺はなぜNo.1になれたのか?非効率

の極め方と正しいムダのなくし方」で紹介

されていた、丸亀製麺羽田空港店の売上を

2倍にした事例についてお話いただきまし

た。


(ご参考→ https://bit.ly/33pCQbH


それは、直接的には、お冷のピッチャーを

テーブルに置く、天かすや刻みねぎを入れ

た容器の置き場所を、1か所から3か所に

増やす、下膳台を増やすなどの工夫によっ

て、顧客の導線を短くし、滞在時間を短縮

して回転率を高めるという方法です。


ただし、このような方法を知ったほかの飲

食店が、それを実践するのかどうかという

ところに、会社の業績をわける真のポイン

トがあると、私は感じました。


そう思った理由は、小野さんのお話した、

「図面は真似されるが、会社の理念は真似

されない」という言葉を聴いたからです。


これは、トリドールホールディングスの粟

田社長の言葉だそうです。


すなわち、図面などの目に見えるものは、

他社にすぐに真似され、同じようなレイア

ウトの店を作られてしまう。


でも、目に見えない理念は、他社に真似さ

れないという意味です。


丸亀製麺さんでは、工場で麺を作り置きせ

ずに、それぞれのお店で製麺し、打ちたて

の麺を提供していますが、これは、顧客に

おいしいうどんを提供して、また来店して

もらおうとする考え方によるものです。


同社では、このような価値観を最も重要視

しており、そのための労力を惜しまないと

いう理念が、日常の事業活動の中で従業員

の方に深く浸透し、伝えられて来ているそ

うです。


このような理念があるから、前述の、導線

を短くするという、小さな改善の積み重ね

も着実に実践され、業績向上につながって

いるということです。


「経営理念」を掲げる会社は珍しくありま

せんが、丸亀製麺さんのように、業績を向

上させる活動にまで落とし込まれている会

社は、意外に少ないと私も感じています。


こう書いては失礼ですが、経営理念の浸透

は、実は、経営者にとって労力がかかり、

かつ、直ちに効果が現れないことでもある

ことから、敬遠されがちです。


でも、丸亀製麺さんのように、経営理念が

浸透している会社こそ、足腰が強く、難易

度の高い課題を解決し、その結果が業績に

反映されています。


このような、経営理念を会社内に浸透させ

ることこそ、経営者の重要な役割のひとつ

であるということを、小野さんのお話を聴

いて、改めて実感しました。

 

 

 

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●11月19日ランチ会兼勉強会のお知らせ


11月19日(火)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 


■日時:令和元年11月19日(火)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/410138059668211/