鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

百尺竿頭進一歩

群馬県太田市にある瑞岩寺住職の 長谷川俊道さんが、ご自身のご出演する ポッドキャスト番組 ( https://goo.gl/owMPaf )で、「百尺 竿頭進一歩(ひゃくしゃくかんとう しんいっぽ)」という言葉について お話しされておられました。 この言葉の意味は、百尺…

ナレッジマネジメント

今回は、ナレッジマネジメントについて 書きたいと思います。 とはいえ、ナレッジマネジメントは やや複雑な考え方なので、どういった ことで有用なのかということを書くに とどめ、詳しくは、拙著「図解で わかる経営の基本いちばん最初に読む 本」( http:/…

クイックレスポンスの薦め

私は銀行勤務時代、渉外係を約10年間 務めましたが、実は、性格が外交的では ないということもあり、営業活動は得意 とは言えませんでした。 しかし、少なくとも、苦情にはならない ように努め、そのひとつが、すぐに 返事をするということでした。 逆に言…

組織の肝は管理活動

最初に、ちょっと固いのですが、 フランス人の鉱山技師でもあり 経営学者でもある、ファヨールの 管理過程論について述べます。 ファヨールは、著書「産業ならびに 一般の管理」で、会社の活動は次の 6つに分類されると述べています。 (1)技術活動 (2…

PDCAの実践こそ経営者の役割

私が事業の改善のお手伝いをしている 会社さまには、簡単なバランス・スコア・ カード(BSC)を導入してもらってい ると、これまで何度かお伝えしています。 この、BSCの実践で、最も大切な ことは、じょうずにPDCAを行う ことができるかというこ…

名前だけの株式会社にならないために

創業時の融資の相談を受けるときに、 会社を設立した方がよいか、個人事業 主の方がよいかという相談を受けます。 しかし、そのような方は、ほぼ、会社を 設立することを決めています。 しかも、合同会社ではなく、株式会社を 選択します。 その理由は、株式…

言行一致

「実は、痩せたいと思っている」と 私がお話しをしても、どれくらいの 方が信用してくれるでしょうか? 私のフェイスブックページには、 時々おいしそうな料理の写真が アップロードされているので、 「それだったら、あんなにたくさん 料理を食べなければよ…

ISO9001の薦め

私は、事業の改善をお手伝いする会社 には、ISO9001の導入をお薦め しています。 ISO9001そのものについては 専門書に解説を委ね、この記事では、 なぜISO9001を私が薦めるのか ということについて述べます。 まず、ISO9001につ…

銀行は融資先の何を審査するのか

融資を申し込んだ中小企業経営者の方 から、「銀行は自社の事業のことを ぜんぜんわかってくれない」という 不満をよくきくことがあります。 実は、これは、ある意味、当然です。 なぜなら、銀行の融資審査は、事業は あまり見ていないともいえるからです。 …

事業と会計

私は専門的に中小企業の財務面での お手伝いをしていることから、多くの 会社の決算書を見させていただく 機会があります。 決算書は当然のことながら記載する 内容には規則があり、内容そのものは どの会社の決算書も同じです。 (もちろん、会社によって数…

運転資金とは

銀行へ融資の申し込みをするときは、 当然のことですが、事業資金が不足する からです。 融資の目的が、機械や設備を購入する ためのものは設備資金と言われますが、 それ以外は、いわゆる、運転資金と 呼ばれています。 ところが、運転資金の融資の申し込み…

事業計画とは

事業計画という言葉は多くの方が口に していますが、具体的にはどのような 内容が必要なのかということまで は分からないという方も少なくあり ません。 とはいえ、事業計画には、どのような 内容を盛りこまなければならないのか という規則はないので、目的…

補助金は万能ではない

最近は、景気浮揚策として、ものづくり 補助金や、小規模企業持続化補助金など、 たくさんの補助金が登場しており、 私にも補助金に関するお問い合わせが 多く寄せられています。 補助金は、融資と違って、受け取った お金は返さなくてもよいということが 最…

管理会計の薦め

私は、中小企業の融資申請のご支援を させていただくことが多いのですが、 実は、何か特殊な技術を持っていると いうことはありません。 実際に、私のようなものを頼らずに、 独力で銀行から融資を受けている 会社は圧倒的に多いでしょう。 業績がよい会社は…

セルフエンプロイーとビジネスオーナー

セルフエンプロイーとビジネスオーナーは 「貧乏父さん金持ち父さん」の著者として 有名な、ロバートキヨサキさんの著書、 「キャッシュフロークワドラント」 ( http://amzn.to/2tgfeE2 )に登場する 言葉です。 ロバートキヨサキさんの記述の主旨は、 「お金…

メインバンクを持つことの薦め

一般的にメインバンクとは、ある会社が 複数の銀行から融資を受けているときに、 その中で融資額が最も大きい銀行のことを 指します。 しかし、日本には、メインバンク制という 慣行があります。 これは、メインバンクは、融資先の業況が 大きく傾いたときは…

プロセスを指示する

今回も、多くの方が分かっていると考えて おられるものの、コンサルティングをして いる中で、なかなか実践することが難しい と私が感じていることについて述べたいと 思います。 それは、経営者の方が従業員の方に対して 具体的な行動を指示するということ…

決算書作成の目的

このような方はあまり見かけませんが、 私は、これまでに、「会社の決算書の 作成は、税務署のために、すなわち、 納税のために行っている」と考えている 経営者の方に何人かお会いしたことが あります。 これは、冗談ですが、日本の中小企業の ほとんどが「…

金融検査マニュアルの廃止

6月8日付の日本経済新聞に、金融庁が 金融検査マニュアルを廃止する旨の記事が 載っていました。 (ご参考→ https://goo.gl/usVBeW ) 金融検査マニュアルと言えば、金融庁が 銀行の融資業務について、細かく検査する ことが決めているマニュアルとして 知…

業績不振の原因は不景気か?

確かに、近年は、決して景気がよいとは 言えない状態が続いています。 とはいえ、本当に景気が悪いのか?と いうようにも思えます。 中には「大企業は景気がよいけれど、中小 企業は経営環境が厳しい」と感じている 経営者の方も多いでしょう。 ところで、「…

やってはいるが…

私は、これまで、融資を受けやすくする ようになるためには、月次試算表と 資金繰予定表を作成し、毎月、銀行に 提出しましょうと、折を見てお伝えして います。 また、部下になかなか自分の考えが伝わら ないと考えている経営者の方には、月例 会議を開きま…

自転車のペダルの法則

コンサルタント仲間で集まってお話しする ときに、共通する話題として、顧問先に 改善策を提案しても、それを実行して もらえない一方で、業績が上がらない 結果については、コンサルタントに責任が あると批判されるというものがあります。 これだけを読む…

なぜ値下げをしてしまうのか。

中小企業の経営者の方々は、どちらかと いうと、自社製品・商品の値下げを したがる人が多いと感じています。 その一方で、私が説明するまでもなく、 価格競争は強者の戦略です。 中小企業が必ずしも弱者とは言えせんが、 経営資源の少ない会社は、価格競争…

責任の取り方

先日、配信された、瑞岩寺住職の長谷川 俊道さんのポッドキャスト番組で、ゲスト としてご出演されたいた、弁護士の鳥飼 重和先生が、会社の責任の取り方について お話しされておられました。 ( ご参考→ https://goo.gl/kBdAvR ) 具体的には、平成25年に…

社内コミュニケーションの徹底

よく、経営者の方は「徹底的にやれ」と いう言葉を口にすると思います。 では、この徹底的とはどういう意味で しょうか。 大辞泉によれば、「中途半端でなく一貫 していること。すみずみまで行き届く こと」と書いてあります。 しかし、私は、この大辞泉の記…

醬油の量り売り

あたりまえのことなのですが、昭和20 年代は、醤油を買う時は、ふたのできる 瓶か缶を酒屋さんに持って行って、 酒屋さんにある醤油の樽から、醤油を 量り売りしてもらっていたということが、 先日、あるテレビ番組で放送されて いました。 いまからは想像…

キャリアパスを示す

中小企業の経営者は、よく、思った通りの 人材が集まらない、育たないという不満を 持っておられますが、その一方で、万策が 尽きているわけではないと私は考えて います。 これは意外なことですが、従業員の方に、 どういった人材を必要としているのか、 ど…

細則主義から原則主義へ

最初は、国際会計基準について書きます。 日本の会計基準と国際会計基準の大きな 違いのひとつは、日本の会計基準が細則 主義であるのに対し、国際会計基準は 原則主義であるということです。 細則主義というのは、細部まで規則で 定めるという考え方です。 …

なぜ正攻法か

ありていに言えば、私はこれまで正攻法で ない方法を使ってでも、融資を受けらえる よう銀行を説得して欲しいという依頼を 受けたことが何度かあります。 結論としては、いずれも断りました。 そのため、私を評価しない人も少なくない ようです。 では、私は…

売上を得ることと稼ぐことと

よく、「年商5億円を目指す」とか、 「利益で5,000万円を稼ぎたい」と いう目標を口にする経営者の方がいます。 このような目標をもつことについては 問題はないのですが、今回は、売上を 得ることと、稼ぐということは違うという ことについて書きた…