2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
[要旨]岩田松雄さんが社長を経験した3つの会社では、月次決算数値は、翌月の20日前後に報告されていましたが、岩田さんは、概算値で構わないので、3営業日に提出するよう改善したそうです。そうすることで、投資や出店の可否に関し、強気でいくのか、…
[要旨]岩田松雄さんによれば、経営というのは、雨が降っている真夜中に飛行機を操縦しているようなものなので、飛行機が墜落しないよう、正しく「計器」を見ることができるようにしておかなければならないということです。具体的には、経理規定の作成、適…
[要旨]岩田松雄さんによれば、会社のミッションを浸透させるには、ミッションと人事評価をつなげることが必要ということです。例えば、誰を偉くするかしないかということは、経営者が従業員に対して発する最大のメッセージになります。もし、ミッションと…
[要旨]岩田松雄さんによれば、スターバックスとそれ以外のコーヒーショップの間の接客の違いは、自分たちの仕事が、「コーヒーを通じて、人々に潤いと活力を提供する」という意識も持っているかどうかの違いだそうです。このように、経営者が事業に意義付…
[要旨]CSR(企業の社会的責任)は、利益を得る活動のほかに、さらに、会社が果たさなければならないものと考えている経営者が少なくありませんが、現在は、CSRを実践しなければ、利益を得ることができない時代になっています。したがって、利益を得…
[要旨]スターバックスコーヒージャパンの元CEOの岩田松雄さんは、従業員が、宝くじで3億円が当たっても勤め続けたい会社にしようとしていたそうです。すなわち、スターバックスで働くこと自体を報酬となるようにしようとしていたそうです。このように…
[要旨]ライフネット生命の元社長の出口治明さんは、同社社長時代に、スマートフォン用の契約ページをつくる必要はないと考えていましたが、実際には、スマートフォン用の契約ページから多くの申し込みが得られました。このように、予断を持つことは失敗に…
[要旨]東京商工リサーチの調査によれば、66.5%が正社員不足と回答しています。さらに、倒産した会社の、売上高に占める人件費比率は23%になっており、人手不足が倒産の大きな要因となっています。したがって、これからの会社は、付加価値率の向上…
[要旨]3月から取扱が始まった、スタートアップ創出促進保証制度は、経営者の保証を不要としていますが、3年後、5年後に、ガバナンス体制についてチェックを受けることが要件になっています。しかし、そのチェック項目は、現在、多くの中小企業では実践…
[要旨]吉井理人さんによれば、元横浜ベイスターズ監督の権藤博さんは、選手に任せるタイプの指導者だそうです。それは、権藤さんが米国で指導法を学んでいた時、米国のコーチから、選手に指導法を教えると、それで上達しても、選手自身が改善法を見つけな…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんによれば、サッカー界では、教えたことを選手ができなければ、それはコーチの責任と考えるそうです。しかし、野球界では、教えたことを選手ができなければ、それは選手の責任と考えているコーチが多いので、それは変えなけ…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんは、コーチが監督の采配に疑問を持たず、唯々諾々と従っているだけでは、選手のモチベーションが下がってしまうので、コーチは、現場レベルで選手が考えていることと、マネジメントの立場で全体を見て監督が考えていること…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんによれば、海外のチームスポーツの人たちには、ケミストリー(化学反応)という意識が強くあるそうです。ケミストリーは、個と個の強みが交じり合うことで、チームに変化をもたらし、それが勝利につながるという考え方です…
[要旨]千葉ロッテの吉井監督は、選手を急いで育成しようとすると、途中で伸び悩んでしまうので、時間がかかってでも、成長が止まらないペースで育成する方が、成長が持続し、また、最終的な能力も高くなると考えています。そして、これは、ビジネスパーソ…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんは、日本のプロ野球のコーチには、自分ができたことは、他人もできると思い込む人が多いので、選手を混乱させていると考えているそうです。そこで、コーチは、選手に合わせた指導法を考え、それを実践しなければならないと…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんは、コーチ時代に、選手が自分で考え、言語化した成功要因を肯定するようにしていたそうです。もし、コーチの立場でそれを否定してしまうと、信頼関係が崩れるからです。したがって、肯定的な言葉で信頼関係を築き、コーチ…
[要旨]剣道の練習では、一本をとったとき、その過程を言葉で表現でする練習をしているそうです。それは、一本につながった自分の身体の動きと、技のコツを言葉で表現すると、より理解が深まり、さらなる改善や、うまくいかなかった時の改善ができるように…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんは、ニューヨーク・メッツの選手時代に日記を書いていました。そのことは、自分のプレーを言語化する能力を高めることになり、プレーの修正が容易になったほか、自分のプレーの振り返りにもなり、パフォーマンスを向上させ…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんによれば、ダルビッシュ選手は好奇心が強く、そのことから、向上心を常に持っているそうです。そして、そのような選手は、才能をさらに開花させることができるので、一流選手に囲まれているプロ野球界で、壁にぶつかっても…
[要旨]千葉ロッテの吉井監督は、北海道日本ハムのコーチ時代、ある投手に、試合の翌日に振り返りを行わせていました。そして、振り返りにより、その投手は気づく能力が高まっていき、ピッチングを自分自身で改善できるようになり、安定した成績を残せるよ…
[要旨]トップは、ついつい、自分の指示を部下が理解できると考えがちですが、立場や経験などの違いから、必ずしも、理解されるとは限りません。したがって、経営者はそのような前提で、部下が理解できる言葉で指示を出すよう努めなければなりません。また…
[要旨]助言することによって、助言を受けた人はそれを理解できたとしても、必ずしもそれを実践できるとは限りません。したがって、人材育成の役割を担う人は、自分の経験に基づいただけの助言は避けるべきであり、助言を受けた人がそれを実践できるような…
[要旨]千葉ロッテ監督の吉井さんは、コーチ時代は、コーチングは選手に主体があると考え、選手自身に練習方法を考えさせ、それを実践させるようにしていました。もし、「社会的勢力」が強い立場にあるコーチが、強い口調で選手に指示を出すと、選手に悪い…
[要旨]プロ野球界では、プレーヤーとしての実績がある人が、そのまま指導者になることがあり、そのような指導者は、指導者としてのスキルが不足するために、能力を引き出すことのできる選手が限られることがあります。そこで、吉井理人さんは、サッカー界…
[要旨]プロ野球千葉ロッテマリーンズ監督の吉井理人さんは、コーチは選手に対して、「文句を言うな、いいからやれ」と言ってはいけないといいます。なぜなら、選手は選手なりに、自分の能力を活かすための練習方法を考えているので、それを無視してしまう…
[要旨]事業環境の不確実性・複雑性が高まる状況では、ある特定の個人に頼るのではなく、チームに属する全員がリーダーとなって、チームの成果を最大化する方が、チームのパフォーマンスが高まると考えられています。そして、職場やチームに所属するメンバ…
[要旨]チームの成果を高めるためには、メンバーがチームを俯瞰して全体像をつかむための視点を持つことが必要です。しかし、人間は、どうしても、自己中心性バイアスを持ってしまい、チームを俯瞰できなくなってしまいがちなので、これを排除するよう強く…
[要旨]成果の出ないチームでは、チームは一人のリーダーが率いるものと捉えていますが、成果の出るチームは、チームを全員でリードするものとして捉えています。すなわち、成果の出るチームは、動的な経営環境に即して、自らの活動も動的に対応できるよう…
[要旨]成果の出ないチームは、キックオフミーティングを行うものの、そこで目標を設定することが目的化してしまい、その後はミーティングを開いて目標の振り返りや見直しを行うことはしません。しかし、VUCAの時代において、成果を出すためには、定期…
[要旨]VUCAの時代は、リーダーだけがリーダーシップを発揮するチームよりも、チームメンバーが主体的に動き、自らのチームの動きや成果に、当事者意識を持つことで、高い成果を出すことができます。したがって、経営者は、これからは、リーダーだけで…