鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

シェアトップの座を奪い返した方法

[要旨]キリンビールが、ビール系飲料のトップシェアの座を奪い返したときの、営業本部長だった田村さんは、特別なことをしたようではなく、実効性のある営業活動を徹底して行うよう、強力なリーダーシップを発揮したことに尽きるようです。このような基本…

法律に触れないだけでは成功しない

[要旨]経営者の方の事業運営上の判断は、法律に触れないものとすることは、最低限のことです。よい成果を得るためには、さらに、ビジネスの観点からよい判断を行うことが必要ですが、この観点を持たずに判断をしてしまうことは避けなければなりません。[…

経営者と自己肯定感

[要旨]経営者の自己肯定感が低い場合、経営判断が独り善がりになる傾向があります。そこで、会社にとって、より望ましい経営判断ができるようになるために、経営者の方は、自己肯定感を高めることが必要になるでしょう。[本文]経営コンサルタントの相馬…

会議の弊害を避けるには

[要旨]会議での意思決定を、参加者の責任回避として悪用されることが、しばしば見られますが、そのようなことが起きないよう、従業員の方に対して、前向きな発想ができるよう、刺激を続けて行くことが、経営者の重要な役割と言えるでしょう。[本文]心理…

投資家になるにはビジネスオーナーから

[要旨]いわゆる不労所得を得るには、インカムゲインを得る「投資家」になるべきとロバート・キヨサキさんは述べておられますが、投資家になるには、ビジネスオーナーの経験が必要です。しかし、実際に、ビジネスオーナーになることは容易ではなく、ビジネ…

社長の所有する土地に建てた会社の社屋

[要旨]社長個人の所有する土地の上に、会社の所有する建物が建っている場合、経営者保証ガイドラインの示す、「法人と経営者との関係の明確な区分・分離」に該当しないと考えられます。しかし、この規定は、経営者保証を解除してもらおうとするときの判断…

残業が減らない真の理由は過剰品質

[要旨]日本の会社で残業がなかなか減らない原因は、顧客からの要望を断りにくいという慣習が強いためと考えられます。そのような、「お客さまは神さま」という発想が、従業員を酷使することにつながることから、顧客の過剰な要望は断るという姿勢を打ち出…

教え魔

[要旨]コンサルタントや経営者の中には、独善的になって、顧問先や部下に対して一方的に教えようとする「教え魔」の面が見られることがあります。でも、教えられる側が能動的に活動できるようにするためには、相手の意見も取り入れるようにすることが望ま…

業種と業態

[要旨]業種と業態に関し、業種については、明確化されている一方で、業態については、明確な定義はないようです。そこで、業態とは、「小売業について、取扱商品の販売方法、売場面積などで分類するもの」として考えて行きたいと思います。[本文]業種と…

融資の小手先の面談テクニックは無意味

[要旨]銀行に対して融資を申し込むときに、うまく面談できれば融資の承認が得られると考える経営者の方がいるようですが、実際には、財務情報が90%を占めており、面談内容については、あまり審査結果に関係はありません。したがって、円滑に融資を受け…

大企業より魅力的な中小企業

[要旨]中小企業であっても、エクセレントカンパニーを目指している会社は、求職者から評価される可能性が高くなります。したがって、規模の小さい会社は優秀な人材が集まらないという考え方は持たず、よい会社を目指すことで、徐々に、人材に恵まれるよう…

稽古三年

[要旨]事業改善のためには、即効性のある方法が大切ですが、現在は、それだけではライバルとの競争に優位に立つことが難しくなっています。そこで、人材育成など、即効性はなくても、長期的視点で重要な過大に取り組む姿勢が、ますます重要になってきてい…

情報化武装だけでは競争力は高まらない

[要旨]情報化武装すれば競争力が高くなると考えている経営者の方が多いようですが、それは、逆で、どういう戦略をとるかが先にあり、そのために、情報化武装をすると考え方をを持たなければ、いくら情報化武装をしたとしても、会社の競争力は高くなりませ…

休眠会社への融資

[要旨]事業を始めようとするときに、会社の設立費用を節約するための、きちんとした手続きをせずに休眠状態にした会社を買い取ることをしようとする方もいます。しかし、そのような会社は、きちんと財産が残っているか、簿外債務がないかという懸念がある…

システム障害の原因は組織のスキル低下

[要旨]みずほ銀行のシステム障害の原因は、システムそのものよりも、それを利用する組織のスキルに問題があったようです。したがって、これからは、情報技術をきちんと管理できるような組織のスキルを高めることが、経営者に求められています。[本文]日…

戦略が先で事業が後

[要旨]単に、業種選定を後に行いさえすればよいということは言えないものの、業種を先に決めてしまうと、市場への対応が限定される会社が多くなっており、Amazonやアパホテルのように、業種を後から決めることで、市場のニーズに的確に応えることが…

Excelは準備が7割

[要旨]Excel業務改善コンサルタントの小野さんによれば、完成度の高いExcelの表を作成するには、表を作成する時間のうち、7割を準備にあて、実際にExcelを操作する時間は、3割が妥当ということです。これは、ビジネスにもあてはまると思…

ビジネスは左上で差がつく

[要旨]人材育成、体制整備、戦略立案など、緊急性が高くなくても重要な活動を実践している会社は、競争力が高まり、ライバルとの差を伸ばしています。[本文]先日、イーメディック社長の小島幹登さんが、ポッドキャスト番組で、「経営者が左上の活動をす…

銀行の伴走型支援は迷惑?

[要旨]4月から、新たに取り扱いが始まる伴走支援型特別保証制度を利用した会社は、融資を受けた後は、3か月ごとに銀行から経営行動計画書の実施状況の確認を受けることになっています。これは、融資を受ける側にとって、負担と感じられると思われるので…

経営改善サポート保証制度

[要旨]4月から、経営改善サポート保証(感染症対応型)制度の取扱が始まります。この制度は、一般保証とは別枠の2.8億円の保証を受けられ、保証料率は0.2%という有利な制度ですが、銀行や信用保証協会が参加する、「経営サポート会議」で経営改善…

伴走支援型特別保証制度

[要旨]コロナ対応無利子融資に代わる、伴走融資は、無利子とはならないものの、比較的、好条件での融資です。ただし、「金融機関が継続的な伴走支援をする」という条件があるので、注意を要します。[本文]いわゆるコロナ対応無利子融資が、3月で取扱が…

輸血より止血が重要

[要旨]中小企業の事業改善の支援の専門家の方の中には、資金調達の支援のスキルを高めようとする方は少なくありません。しかし、会社にとって、融資を受けることは、事業改善の手段に過ぎないことから、支援する会社が収益性を高めるための活動に軸足を置…

変化するためのマネジメントスキル

[要旨]現在は、変化が激しい時代なので、それに対応できなければならないということは、多くの会社経営者の方は理解しているようですが、実際に変化することは容易ではないようです。したがって、これからの経営者の方は、ビジネススキルよりも、マネジメ…

銀行の再編は経費率が低くなるだけ

[要旨]銀行の再編には、経費削減効果は期待できますが、収益性向上には、直接的にはつながりません。しかし、低金利政策が行われている中で、銀行が収益性を高めることは、現実的にはかなり困難であり、今後、地方銀行が、中小企業に安定的な資金供給がで…

事業の定義

[要旨]事業は、単に、顧客の要望をきくだけでよいと感じられがちですが、必ずしもそうとは限らないこともあります。現在は、いいなりになる会社よりも、顧客の真のベネフィットを理解して取引できる会社こそ、高い評価を受け、長期的には多くの利益を得る…

融資申請の支援は金銭貸借等の媒介か?

[要旨]法律的な観点からは、中小企業診断士が行う、融資申請の支援は、「金銭貸借等の媒介」に該当する可能性があります。しかし、銀行からみて「媒介」されていると判断される案件は、承認が難しくなるので、私の場合、融資申請の支援は後方からの支援に…

融資のコツ―融資を目的にしない

[要旨]銀行から融資を受けることは、ゴールではなく、利益を得るための活動のスタートなのですが、手段と目的を取り違えている会社は少なくないようです。しかし、手段と目的を取り違えたままでは、事業は行き詰まってしまうので、その状態を早く解消する…

融資のコツ―利益をあげる

[要旨]銀行は、当座の資金繰の支援はできるものの、会社に利益をもたらす相手は、銀行ではなく顧客なので、経営者の方は、利益を得るための活動に最も注力しなければなりません。そのような姿勢で事業活動に臨んでいれば、自ずと銀行からも協力を得られる…

融資のコツ―普段から銀行と接触する

[要旨]融資を受けるということは、「自社を信用して欲しい」という要望を出すことです。銀行から見れば、普段は接触の少ない会社から、突然、相手の都合で、「当社を信用して欲しい」と言われても、銀行の反応は鈍くなってしまいますので、普段から、良好…

融資のコツ―銀行の欲しい情報を伝える

[要旨]銀行から円滑に融資の承認をもらうためには、銀行の知りたいと思う情報をお伝えすることがポイントです。そこで、経営者の方は、自社の特徴、業績、会計データなどを、あらかじめまとめておくとよいでしょう。[本文]融資の承認を得るコツのひとつ…