鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

安定性の低い事業に銀行融資は向かない

[要旨]通信販売会社にとって、広告費は売上を増やすための重要な費用です。しかし、自ら製品を製造したりせず、他社の製品を販売するだけでは、銀行は事業が安定しないととらえ、広告費のための融資は避けようとする傾向があります。そこで、高い利益率を…

[要旨]前期の売上に計上した商品が、新しい会計期間になって返品されたとき、それが顧客の都合によるものであれば、粉飾ではありません。しかし、販売する側が購入する側と示し合わせた場合、それは粉飾となります。このように、外見上はまったく同じ取引…

決算書の数字は100%真実ではない

[要旨]企業会計原則のうちの真実性の原則は、会社の決算書に真実を反映させることを求めていますが、あまり厳格さを求めると、本来の事業活動の妨げになるため、減価償却費の計算方法は、便宜的なものとなっています。そして、真実性の原則と、会計処理の…

減価償却費を計上しなくても実態は同じ

[要旨]会社が減価償却費を計上しなかった場合、決算書の利益は増加しますが、それは業績が向上したわけではありません。さらに、経営者はそれをわかっていても、表面的な利益額が増えたことで、本来、行うべき業績改善に目を向けようとしなくなりがちです…

法定耐用年数より短期間の償却は不可?

[要旨]もし、会社が減価償却費を計上しない場合、企業会計原則に触れることになりますが、税務署は、納税額が減らない、または増えるために、特にそれを問題視しません。しかし、法定耐用年数より短い期間で減価償却を行おうとすると、減価償却費が増加し…

減価償却費を計上しないことは違法か?

[要旨]会社が利益額を増やすために減価償却費を計上しないことがありますが、会社は減価償却の対象となる固定資産を使って事業活動をしている以上、減価償却費を計上しないことは、決算書が会社の実態とは異なる状態を示すことになります。また、このよう…

『差別化』ではなく『差異化』を目指す

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、「ポジショニング=差別化」という認識でいる限り、競合との“価値”競争になってしまい、その価値が価値として感じ取れなくなった時点で、“価格”競争というラットレースに変わるということです…

偉大な企業は適切な人をバスに乗せる

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランドづくりのためにミッション等を初めて策定した会社では、従業員が辞めていく可能性があるそうでが、多くの経営者は、それでもブランドづくりを進める覚悟をされるそうです。なぜなら、…

ミッションはつくってからがスタート

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ミッションをつくった後は、経営者自身が真っ先にミッションを実践し、自らに浸透させようとする姿勢を従業員に見せることで、覚悟や本気度が伝わり、徐々に従業員に浸透していくそうです。一…

ミッションは鎖ではなく翼

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、こだわりの強いミッションを掲げている会社では、経営者自身が自らのこだわりに苦しいほど縛られているケースが多いそうです。そのような鎖に縛られた状態では、変化の激しい時代を生き抜くこ…

『意図的』・『一貫性』・『継続性』

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングには、「意図的」、「一貫性」、「継続性」という、要となる3つのキーワードがあるそうです。すなわち、「思い付きで発信し、一貫性のある活動を継続できていない」という状態…

インターナルブランディングの重要性

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングには外部のステークホルダーに向けたエクスターナルブランディングと、内部の役職員に向けたインターナルブランディングがあるそうです。そして、インターナルブランディングが…

『何でもできる』は『何もできない』

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、頭痛がする人が、薬局に薬を買いに行った時、「下痢にも効いて、頭痛にも効いて、風邪にも効く薬」と、「頭痛専用の薬」の2つの選択肢があれば、「頭痛専用の薬」が選ばれます。すなわち、「…

顧客の記憶のコップに水を注ぐ活動

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランドの世界観を伝える体験のことを「ブランド体験」と呼び、ブランド体験は、ホームページ、SNS、パンフレット、チラシ、店舗デザインや接客などで、ブランドの世界観を表現するもので…

ブランド戦略は総合的な戦略

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランド戦略は、コミュニケーション戦略だけでなく、ミッション・ビジョン・バリューという土台を具体化させた経営戦略とマーケティング戦略を総称したものだそうです。また、ロゴをつくった…

ミッション・ビジョン・バリュー

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングを行うには、まず、ミッション(使命)、ビジョン(未来)、バリュー(ミッションとビジョンにたどり着くための価値観)を明確にしなければなりません。これらが明確でなければ…

ブランディングの定義

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランディングの定義は、ブランド側の「こう思われたい」(ブランド・アイデンティティ)と、お客様側の「こう思う」(ブランドイメージ)を一致させるための活動ということです。[本文]今…

マイナスブランドを防ぐには…

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、食品偽装やデータ改ざんなど、不正をすることによって顧客の期待を裏切れば、その会社のブランドは一気にマイナスに陥ります。したがって、経営者の方は、ブランドをプラスの状態にするために…

ブランドは顧客の心の中にある

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、ブランドとは、商品についているシンボルやマークを指すのではなく、顧客の心の中で優れていると認識されている状態をいいます。したがって、ブランドを確立するためには、商品の良さが認識さ…

『応援消費』という行為は『イミ消費』

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、顧客からの応援による購入はイミ消費と言い換えることができるということです。このイミ消費とは、モノ消費(商品を自分のモノにする消費)→コト消費(商品を購入することによって得られる体験…

売上上位20%のお客様に寄り添う

[要旨]ブランディングコンサルタントの渡部直樹さんによれば、必ずしも、すべての顧客から応援されることを目指すのではなく、現在、自社を評価している顧客、すなわち、売上上位20%の顧客に対して応援されるための働きかけを行うことが妥当ということ…