鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

従業員は会社の将来をつくっていく資源

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、松下幸之助が「松下電器は人をつくるところで、あわせて電気器具もつくっている」と言っていたように、いまいる社員は会社の将来をつくっていく大事な資源であり、長期的視点に立って、人材育成に支出を…

安易なリスケはさらに問題を悪化させる

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、資金繰が悪化し、融資のリスケジュールを行った会社のうち、正常先に戻った会社はほとんどないそうですが、それは、リスケジュールによって銀行からの評価が下がり、金利引上や担保追加などの融資条件が…

融資総額は減価償却費+利益の7倍まで

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、現在の融資額が、減価償却費+税引後利益の7倍以内になることが望ましく、10倍以上になると要注意レベルということですが、前もって自社の状況を把握したうえで銀行に融資相談に行くことが望ましいと…

信用保証協会保証付融資とプロパー融資

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、銀行融資には、信用保証協会の保証を付ける保証付き融資と、協会の保証をつけないプロパー融資があり、なるべくプロパー融資を利用することが望ましいということです。ただし、自治体の制度融資は低利の…

自社の資金管理は経営者の最大の使命

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、経営者の方は、自社を倒産させなことが最大の使命なので、1年から3年先まで見据えた資金繰表をつくって資金管理を行い、融資申請を行う場合は、決算書とともにその資金繰表を提出しなければならないと…

預貸率が高い金融機関と融資取引をする

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、金融機関の預金額のうち、融資額がどれだけの割合を占めているかを示す指標を預貸率といいますが、それが低い金融機関は融資に消極的なので、預貸率が80%以上の金融機関と取引することが望ましいとい…

融資の返済だけを優先させてはいけない

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、あるレストランチェーンは、急激に事業拡大をしましたが、その後、客足が遠のき、資金繰が苦しくなったものの、銀行からの支援を継続してもらうために、融資返済を優先し、税金、支払代金、給与などの支…

銀行は融資実績のない企業に融資しない

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、無借金経営が理想的であり、それを実践している経営者がそのことに胸を張っていることがありますが、それは誤っているということです。なぜなら、銀行は、融資取引のない会社から、急に融資の申込があっ…

経営者の勘だけで経営すると倒産する

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、三條さんの相談者には、毎月5日まで月次決算書を作成し、中身を十分理解するように助言しているそうですが、服飾販売業のある会社は月次決算書を毎月作成し、その数字の示すところを十分チェックするよ…

顧客からのクレームは経営資源になる

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、三條さんのクライアントの米穀卸売業の会社は、米の需要が減少している中で、その需要を掘り起こすために、独自に調査をした結果、パンと比較して、米は調理に手間がかかると考えられていることがわかり…

データベースの構築によるCXの実践

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、ある衣料品店の社長は、顧客の購入履歴をデータベース化し、ワントゥワンマーケティングを実践することで、顧客との関係を強化することに成功し、売上を堅実に伸ばしているそうです。このような手法は、…

ブームになってから参入しても手遅れ

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、例えば、ラーメンブームに乗り、ラーメン店を始めたいという経営者の方から相談を受けることがありますが、ブームになった時点で参入しても、その後はブームが下火に向かって行くことになるので、ブーム…

積極的な『朝令暮改』が成功につながる

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、三條さんにご相談する経営者の方の多くは、こらからはどのような事業をすればよいのか、自らは考えようとしないそうですが、セブン-イレブンは積極的な試行錯誤でライバルに差をつけているように、フッ…

できる社長は内心では部下の失敗を喜ぶ

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、中小企業経営者の多くは、よい人材に恵まれないことを嘆いていますが、大企業と比較して中小企業は安定性に欠いていることから、中小企業はよい人材は入社しないという前提で、自社で実務経験を積ませる…

社長は社長にしかできない仕事に軸足を

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんによれば、社員と一緒になって汗を流していると、いかにもよい経営者だと思いがちですが、社長には社長の仕事があることを自覚する必要があり、社員と一緒になって汗を流すことより、もっと効率的に売上をあげる方…

夢に酔わず現実をしっかり見る

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんは、かつて、知人が、途上国を支援しようとする意欲から、リサイクルビジネスを起ち上げたものの、海外のパートナーに裏切られ、事業が行き詰まったそうですが、このように、ビジネスには夢も必要ではあるものの、…

中小企業は大企業と戦ってはならない

[要旨]経営コンサルタントの三條慶八さんは、かつて、貸ビル業の会社を経営していたとき、大手の会社と同じ土俵にのらないようにするために、内装つきの店舗ビルを建築してテナントに貸したところ、成功を収めたそうです。このように、中小企業は大企業と…

ちゃぶ台返しをされれば指示待ちになる

[要旨]経営コンサルタントの勅使河原真衣さんによれば、指示待ち社員に悩んでいる経営者は多いものの、そのような経営者の方の中には、最後の最後で方針をひっくり返す、いわゆるちゃぶ台返しをすることがあるので、社員がファイナルアンサーが出るまで待…

『一方的な指令』より『双方向の対話』

[要旨]イトモス研究所所長の小倉健一さんによれば、組織が成長し、課題が複雑になるほど、リーダーの「一方的な指令」よりも「双方向の対話」が成果を左右することになりますが、さらに、部下がリーダーと双方向で対話できるように育つまでは時間を要する…

トップダウンは武器から足かせに変わる

[要旨]イトモス研究所所長の小倉健一さんによれば、トップダウン経営は会社の初期成長期の武器にはなりますが、組織が成熟すれば足かせになるということです。なぜなら、従業員の方が経営者の方の命令に忠実に従う手足のままでは、従業員の方は、自ら考え…

『自分の考え方で成功する』という幻想

[要旨]イトモス研究所所長の小倉健一さんによれば、ファーストリテイリング社長の柳井正さんは、かつて、「やろうと決めたらその瞬間にそのとおり実行されないと、つぶれると思っていた」そうですが、その後、「徐々に会社の規模が増大していくのをみて、…

情報技術によるカイゼンはDXではない

[要旨]日経クロステックの編集委員の木村岳史さんによれば、DXとは、情報技術を活用して新たな成長・競争力強化につなげていく取り組みであるにもかかわらず、単に、情報技術を導入して事業プロセスを改善しただけで、それをDXの実践であると誤って解…

問題を発見し解決するだけの会社にする

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんは、同社を、問題を発見し解決だけをしていればよく、問題対処を一切しなくてのよい会社にしたいと考えているそうです。これは、プロセスの改善を行うことによって、問題を起こすことなく、製品やサービスを…

売上が少ないのは上司と指導法の問題

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんによれば、同社では、営業スタッフの売上げが上がらないのは、本人の責任ではなく、上司とその指導法に問題があると考えているそうです。そこで、同社では、営業スタッフは営業活動の内容を記録し、それを上…

プロセスを評価する制度で高い納得性を

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんは、かつては、従業員の方の自動車の販売台数に応じて評価をしていましたが、その後、どのようなプロセスを経たかも評価の対象にするようにしたそうです。ただし、どれだけプロセスに努力をしても、販売につ…

乗客ではなく乗組員でなければならない

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんは、業績不振の会社の経営者に、「従業員が船の乗組員であるという自覚を持っていれば、会社が難関に陥ってもそれを切り抜けようとして力を出しますが、乗客のような気持ちのままでいると、誰かが何かをやっ…

部下を批判することは天に唾を吐く行為

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんの知人の経営者の方の中に、自社の業績が悪いのは幹部従業員に原因があると考えている人がいたそうですが、横田さんは、すベて人のせいにしていると、自分が変わっていくことができず、そのことは、成長も進…

社員全員を経営者に変えるプロジェクト

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんは、ICDプロジェクトという、実質的な経営会議に、一般の従業員でも希望すれば参加できるようにしているそうです。このような会議に、一般の従業員が参加すると、自分の都合で意思決定が行われないかとい…

プロジェクトで自主性や責任感を高める

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんは、社内に部門の壁を超えたプロジェクトチームをつくり、従業員の方たちに参加してもらうことで、自分の意見を述ベると同時に、ほかの人の話を聞いて物事を多角的にとらえ、最適と思われる方法を見出し、実…

上司の命令は部下の成長機会を奪う

[要旨]ネッツトヨタ南国の相談役の横田英毅さんによれば、同社では、社員への権限委譲を人材育成法として重視しているそうです。そこで、同社では、意識して「上司は部下に教えない」、「上意下達はしない」という文化をつくってきたそうです。もちろん、…