番組で、本田さんがリスナーの方からの相
談に回答しておられました。
(ご参考→ https://goo.gl/um67Ap )
リスナーの方からの質問とは、39歳の女
性からの質問で、交際中の41歳の男性と
結婚することを考えたが、その相手は実家
暮らしであることから、結婚を躊躇してい
るというものです。
質問した方が、なぜ、交際相手が実家暮ら
しであることに否定的なのかという理由に
ついては、明確に述べられておられません
でしたが、実家暮らしの人は依存心が強い
人なのではないかという懸念があるようで
す。
これに対して、本田さんは、結婚という大
きな幸せが得られることに比較して、結婚
しない理由が、相手が実家暮らしであると
いうものでは小さすぎる。
小さなことにこだわってばかりいれば、何
も得られない。
いったん結婚してみて、仮に、結婚が続か
なかったとしても、それはそれで学びがあ
るはずだ。
また、結婚相手に難があるとしても、ダイ
ヤモンドの原石が磨かれることによって美
しくなるように、パートナーとして結婚生
活の中で相手を磨いていくという役割があ
るという主旨の回答をしておられました。
これを聴いて、私は、この本田さんの考え
方は、ビジネスにも当てはまると思いまし
た。
典型的な例は、従業員の育成です。
「中小企業はなかなかいい人材が集まらな
い」という悩みを持っている経営者の方は
多いと思いますが、ダイヤモンドの原石、
すなわちポテンシャルの高い従業員の方々
を磨きあげるスキルがあれば、ダイヤモン
ドのように輝く従業員がそろった会社にす
ることができます。
もしくは、従業員の方のスキルに頼らずに
業績をあげることができる仕組みを作れ
ば、会社がダイヤモンドのように輝きま
す。
また、経営環境が厳しいと感じている経営
者の方も多いと思います。
だからこそ、何かに挑戦してみて得られる
結果も大きいと思います。
環境が厳しいから何もしないことは、学び
を得ることもできません。
とはいえ、このようなことを述べても、そ
れはきれいごだと感じる方も多いことで
しょう。
何を隠そう、私も「経営環境が厳しい」と
感じている張本人です。
逃げ癖のある私にとって、冒頭の本田さん
のアドバイスは、とても深く胸にささりま
した。
なかなか目標が達成できない状況にある中
で、本田さんの言葉は私を奮い立たせてく
れたというのが今日の結論です。
自分のやっていることがうまくいかなくて
も、人のせいにしないで、解決するために
自分にできることはないか、常に考えなが
ら進んでいきたいと思います。