先日、日本経済新聞のWebpageに、
日本CFO協会の調査結果として、「2、
3月にテレワークを経験した上場企業など
の経理・財務部門幹部の4割は、在宅勤務
では業務が完結せず途中出社していた」と
いう記事がありました。
(ご参考→ https://bit.ly/3aVIzdh )
その記事によれば、出社しなければならな
かった理由には、「請求書や押印手続き、
印刷など紙データの処理」、「会議への参
加」、「銀行への対応」があったというこ
とです。
これらの業務は、直ちにはなくすことはむ
ずかしいうえに、完全になくすことも不可
能とは思います。
ただ、現在のような、外出が制約される状
況は、普段はなかなか手を着ける機会がな
い、ペーパーレス化や、リモートワーク化
を進める、よい機会になっていると思いま
す。
また、事業活動とは異なりますが、新型コ
ロナウイルスの感染を防ぐ観点から、宅配
便の「置き配」を希望する利用者が増えて
いるそうです。
(ご参考→ https://bit.ly/2xj39We )
「置き配」は、盗難などのリスクがありま
すが、不在時であっても荷物を置いて行っ
てもらえるという利点があり、今回のウイ
ルスの感染拡大にともない、考え方を変え
る方が増えたということだと思います。
このように、環境がいままでとは異なる状
況になることは、考え方を変える契機にも
なるといえると思います。
(だけではないですが)の経済活動に深刻
な影響を与えていますが、その状況の中か
ら、少しでも、自社の事業をよい方向に向
けるための機会を見つけておくことで、ウ
イルスの感染が収まった後の事業活動の再
スタートに、より大きな勢いをつけること
になると、私は考えています。
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