から、地域の自治会の会長さんと、地域の
守り神の祠(ほこら)を見にいってきまし
た。
祠の近所に住んでいる人から、祠が壊れて
いるとの知らせがあったので、修理のため
の下見が目的です。
自治会長さんによれば、かつては、田植え
の前に、地域の農家の人たちが集まり、そ
の祠にいる神さまにお参りに行っていたそ
うです。
そして、その後、地域で宴会があり、子ど
もも参加できたそうです。
しかし、自治会長さんによれば、最近は手
軽な娯楽が増えてきたこともあり、神さま
にお参りすることはしなくなってしまった
とのことでした。
ありていに言えば、神さまに五穀豊穣をお
願いする行事というのは表向きの理由で、
実際は、地域で宴会を開くことが本当の目
的だったということなのでしょう。
そういえば、かつては稲作が主な産業だっ
た日本には、たくさんの行事があるという
ことを思い出しました。
節目に行事があります。
いまは、ちょっと職場の人に声をかければ
すぐに居酒屋で飲み会を開くことができま
すが、居酒屋がない時代は、こまめにイベ
ントを開かなければ、宴会も開くことはで
きなかったのでしょう。
だからといって、私は、「花より団子」的
に、宴会を開くことが問題だとは思ってい
ません。
昔の人が、こまめにイベントを開いていた
のは、地域の人同士の人間関係を円滑にし
たり、娯楽が少ない農村に住む人たちのス
トレスを解消するための工夫ををしていた
のだと思います。
ところで、このことには批判する意見もあ
りますが、日本でも、毎年10月末日に、
英米の収穫祭にちなんだイベントが行われ
るようになり、特に、渋谷や六本木では大
勢の人が集まるようになりました。
これだけでは、十分な根拠とはいえません
が、人は、本来はお祭りが好きなのだと思
います。
ここまでが前振りですが、人は節目節目で
身体や心の休息が必要だということが、古
くから分かっており、その休息をお祭りな
どのイベントとして催してきたのではない
かと私は想像しています。
人はずっと緊張したままでいると、却って
効率が悪くなるということを、昔の人たち
も分かっていたのでしょう。
ちなみに、日報コンサルタントの中司祉岐
さんも、食事制限をしているそうですが、
1週間に2回は、熱量を気にせずに食事を
することにしているそうです。
(ご参考→ https://amba.to/2Y3GsBR )
少しは我慢しないでよい食事をすることも
認めないと、食事制限自体が長続きせず、
本来の目的も達成できなくなるというお考
えなのだと思います。
今回の記事の結論は、適切な息抜きは大切
ということです。
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