鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

自分の意見を発信する

「千円札は拾うな」などのベストセラーの

著者の安田佳生さんのポッドキャスト番組

で、安田さんが情報発信についてお話して

おられました。


(ご参考→ https://bit.ly/2Z8KFjj


安田さんによれば、ブログなどの情報発信

をすることによって、事業がうまく行く人

とそうでない人の差は、自分の意見を述べ

ているかどうかだということだそうです。


別の言い方をすると、どこかで聞いて来た

ようなことを書いている人は、情報発信し

てもうまく行かないということです。


私も安田さんと同じことを考えています。


例えば、私のような経営コンサルタント

場合、「ブルーオーシャン戦略とは何か」

ということを述べてもまったく目立ちませ

んが、「ポッドキャストを10年以上配信

し続けている、銀行出身の中小企業診断士

として集客に成功している」ということを

書けば、ある程度の露出を期待できます。


ちなみに、このような手法で顕著な成果を

得ている方に、税理士の田村麻美先生がい

らっしゃいますので、ご関心のある方は、

田村先生のご著書、「ブスのマーケティン

グ戦略」をお読みいただくことをお薦めし

ます。


(ご参考→ https://amzn.to/2Z9HdVu


話を本題に戻して、ブログを書くなどの情

報発信は大切と感じながら、それをなかな

か実践できないという方は、自分の意見を

述べることに抵抗がある方だと私は分析し

ています。


例えば、「自分はこう考えている」という

ことをブログに書いたとき、「その考えは

誤っている」という批判がくる可能性があ

るため、自分の意見を書くことを躊躇して

しまうのだと思います。


実は、私も記事を書いていて、毎日、その

ような恐れを感じています。


もう少し詳しく述べれば、いま、記事を書

き続けていることの最大の労力は、そのよ

うな恐れを振り切ることです。


だからといって、今回の記事の結論は、そ

のような恐れは杞憂だということを述べよ

うとしているのではありません。


事実、情報発信をすればするほど、批判を

受ける可能性は高くなります。


これを言い換えれば、批判を受けたくなけ

れば、情報発信をしないこと以外に方法は

ないということです。


ですから、情報発信をすれば批判を受ける

可能性が高くなるということに対しては、

発信する側の考え方を変えるしかありませ

ん。


これは、「批判を受けてもそれを無視すべ

き」という意味ではありません。


事業には必ずリスクが潜んでおり、事業が

拡大すればリスクも大きくなります。


例えば、不良品が発生したり、取引先が倒

産して売上代金が回収できなくなったりす

るというリスクは、事業拡大に比例して大

きくなります。


したがって、事業運営の中には、リスク管

理が大きな部分を占めているということで

もあります。


そう考えれば、自分の意見を述べて批判を

受ける程度のことを恐れていれば、事業そ

のものも果敢に挑むことはできないのでは

ないでしょうか?


私自身も、前述の通り、防衛本能でリスク

を避けたいと感じているのですが、だから

こそ、緻密な準備や定期的な事業の見直し

が大切になるのだということも実感してい

ます。


ちなみに、先ほどご著書をご紹介した田村

さんは、ご著書の中で、ご自身の結婚のい

きさつを書いておられます。


田村さんは、結婚相手に、自ら果敢にアプ

ローチしたとのこと。


そのような、なかなか人に話せないような

ことを本に書いているからこそ、田村さん

マーケティングに成功していると思いま

す。

 

 

 

 

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