鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

成功と失敗の分け目

私はこれまで何度もPDCA日報を評価し

てきましたが、実は、PDCA日報は万能

ではありません。


これは、以前にも述べましたが、最終的に

は、コンサルティングを受ける方自身が、

事業を改善しようとする意欲がなければ、

コンサルタントがどれだけがんばっても、

コンサルティングは無意味になるというこ

とです。


(ご参考→ https://bit.ly/2DxrPdO


そこで、PDCA日報を開発した中司さん

は、日報コンサルティングを受ける方に、

モチベーションを絶やさないようにしても

らうために、例えば、3年後、5年後にど

うなりたいのかという夢を明確にしてもら

い、それを毎日確認してもらうという工夫

をしています。


しかし、割合としては低いですが、それで

もモチベーションが続かない人もいます。


ある意味、これが成功と失敗の分け目とも

言えます。


正直なところ、自らが改善の意欲を持ち続

けることができない方は、少なくとも、経

営者としては成功しないと思います。


経営者という立場は、多くのライバルがい

る環境に、自ら会社を率いることを決めて

身を置いているわけですから、自分の決断

したことを遂行できないとすれば、それは

自分の責任にほかなりません。


ただ、その一方で、事業がうまく行かない

会社は、経営者がやれることをやり尽くし

ても、現状を打開できないということはほ

とんどないということも明確であると、私

は考えています。


すなわち、成功するか失敗するかは、改善

方法が優れているかどうか、よい改善方法

が見つかるかどうかということではなく、

改善のための活動が実践されていないとい

うことです。


改善方法にも、優劣はあると思いますが、

それは成功の要因としては比重は小さく、

実際に行動するかどうかが大きな比重を占

めていると思います。


ですから、例えば稲盛和夫さんがおっしゃ

っておられる「思いは必ず実現する」とい

のは、モチベーションが維持できれば、そ

れが行動となり、行動していれば成功につ

ながるという意味だと私は考えています。


(ご参考→ https://bit.ly/2XLGUQC


そこで、事業がなかなか思い通りにならな

いと考えている方は、成功することは不可

能と諦めることなく、絶えず改善活動を続

けて行っていただきたいということが、今

回の記事の結論です。


そして、できれば、改善活動の速度を高め

るツールである、PDCA日報を利用して

いただきたいと思います。

 

 

 

 

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