鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

うどんの自動販売機

9月29日に放送された、日本テレビ制作

のバラエティー番組、「誰だって波瀾爆

笑」で、秋田市出身の女優、佐々木希さん

が、秋田市にある、うどんの自動販売機を

紹介していました。


うどんの自動販売機は、産経新聞の記事な

どによれば、もともと、秋田港の近くの雑

貨店に昭和46年に設置され、佐々木さん

も、子どものころに立ち寄って、よく、う

どんを食べていたそうです。


うどんは1杯200円で、1日に250食

以上売れる日もあったそうですが、雑貨店

の店主が、高齢を理由に、平成28年3月

に閉店しようとしたところ、別れを惜しむ

客が押し寄せたので、自動販売機を近くに

ある道の駅に譲り、うどんの販売は続ける

ことができるようにしたそうです。


(ご参考→ https://bit.ly/2mMLWPI


それにしても、自動販売機で売るうどん

が、50年近く経っても人気が続くという

のは、いったいどういううどんなのか、と

ても気になります。


さらに、人手がまったくいらないわけでは

ありませんが、無人販売日商5万円、年

商では約1,800万円の売上を稼ぐとい

うのは、夢のような話だと思います。


では、どうしたら、こんな夢のような自動

販売機を作ることができるのかということ

を考えたのですが、結果としては、「コト

消費」ということでしょう。


自動販売機のうどんを食べに来る人は、自

動販売機という珍しい方法で売られてい

て、そして懐かしい味がするうどんを求め

て足を運ぶのでしょう。


ここで問題なのは、それでは、どうやった

ら、その「コト消費」の需要に応じること

ができる商品を作ることができるのかとい

うことです。


結果としては、それは、一朝一夕ではでき

ないものと、私は考えています。


このうどんの自動販売機の場合は、最初か

ら奇をてらおうとしたわけではなく、早朝

や深夜にもうどんを提供できるようにしよ

うとしたことを、50年間続けてきたとい

うことの結果でしょう。


もちろん、時間をかけること以外にも、た

くさん方法があると思いますが、最初から

一発勝負で「コト消費」に応じられる商品

を創ることはできないと思います。


すなわち、今回の記事の結論は、「商売に

王道なし」ということです。


私も、無駄な寄り道はするつもりはありま

せんが、かといって近道もせず、コツコツ

コンサルティングスキルを高め、いつか

多くの人に評価されるコンサルタントにな

りたいと思います。




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います。ぜひ、ご登録ください。→

http://yuushi-zaimu.net/conference/




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●10月21日ランチ会兼勉強会のお知らせ

 

10月21日(月)12時00分から、東

京都千代田区秋葉原駅の近くのレストラ

ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが

らの融資に関する勉強会を開きたいと思い

ます。

 


■日時:令和元年10月21日(月)

12時00分~14時00分


■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目

彌左エ門 アトレ秋葉原2店

東京都千代田区神田花岡町1-9

アトレ秋葉原2 4階


JR秋葉原駅昭和通り口を出て、すぐ左側

にあるエレベーターで4階に上がってくだ

さい。


東京メトロ日比谷線をご利用の場合、秋葉

原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ

ーが見えます。


地図→ https://bit.ly/2lV8tZO

 

■参加費:1,000円(消費税込み)

当日、会場でお申し受けします。


別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く

ださい。


■その他:食事をオーダーするという条件

を満たしていただければ、遅れての参加、

中途での退室は可能です。当日は、ご参加

いただいた方からの質問もお受けします。


■参加申し込み方法:フェイスブックイベ

ントページで、「参加」ボタンを押してく

ださい。→

https://www.facebook.com/events/489330015247993/