鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

ブルーオーシャンの発見で業績を伸ばす

[要旨]

や台ずしは、22年間で店舗数が282店に増加しましたが、これは、リーズナブルな寿司を食べながらお酒を飲みたいという需要をとらえたことによるものです。これからは、同社のように、新たな需要を発見し商品やサービスを提供することが、重要になると言えるでしょう。


[本文]

6月5日にTBSで放送された、がっちりマンデーに、すし居酒屋の「や台ずし」が紹介されていました。や台ずしは、店舗数が282店で、5番目に店舗数が多い居酒屋だそうです。ちなみに、1位は、鳥貴族の616店だそうです。では、や台ずしが、なぜ、2000年に第1号店を開店してから店舗数を伸ばしてきたのかというと、回転寿司と居酒屋の中間の需要を取り込んだからのようです。

すなわち、リーズナブルな寿司を食べながらお酒を飲みたいものの、回転寿司店では長居ができないので、そのような要望を持つ顧客をや台ずしでは取り込んでいるようです。これは、同社が、お寿司を食べながらお酒を飲みたいという需要を発見し、そこにポジショニングを行ったことで、ブルーオーシャンをつくったいうことができるでしょう。他社の例では、丸亀製麺は、すでにうどんの外食店が飽和状態であったにもかかわらず、各店舗で製麺し、できたてのうどんを低価格で提供するという戦術で、新たな市場を創造しました。

スターバックスコーヒーも、コーヒーを提供するのではなく、サードプレスを提供するという考え方で、新たな市場を創ってきました。とはいえ、ブルーオーシャンは、簡単には見つけにくいものです。でも、最近、業績を伸ばしている会社は、新しい市場を発見している会社が多いようです。これからは、「●●業」を始めるという観点ではなく、新し市場を創るという発想をすることの重要性が高まってきていると、私は考えています。

2022/6/11 No.2005