[要旨]
新しいSNSのClubhouseは、リアルタイムに面識のない人とも接触できるというメリットがあります。もちろん、それにはデメリットもありますが、総じてビジネスに活用できるツールになると思われます。
[本文]
これまで配信した記事から分かるように、最近の私は、新しいSNSのClubhouseに夢中になっているのですが、なぜ、夢中になっているのかということについて書きたいと思います。ひとつは、普段はではあまり接触できない人と、接触できるということです。前々回の記事で書きましたが、上場会社のCEOと3時間も同じ「部屋(ルーム)」にいるということは、リアルの世界ではなかなか体験できません。また、上場会社のCEOだけでなく、現役の銀行職員、その業界ではトップのスタートアップの経営者などとも、リアルに会話をすることができました。
ふたつめは、ひとつのテーマをルームの名前に掲げておくことで、そのテーマに関心がある人と知り合いになることができるということです。私は、融資や出版などをルームの名前につけておくことで、それに関心のある人たちとお話ができました。さらに、リアルタイムで自分の知らない情報を得ることができます。そして、外出がなかなか難しい状況にあって、そのような人たちとの人脈ができることは、大きなメリットだと思います。
みっつめは、リアルタイムにコミュニケーションができるということです。電子メールや、従来のSNSのメッセージ機能では、こちらから問いかけをしても、相手からの返事を待つ必要がありますが、Clubhouseでは、その場で返答が来ることが、とても斬新です。そのためか、夜更かしする人も少なくないようですし、逆に、夢中になることを避けるために、アカウントを解除する人もいるそうです。
以上が、私が感じたClubhouseのメリットの代表的なものです。この他にもたくさんメリットもあるし、逆にたくさんのデメリットもあります。ただ、せっかくの新しいツールなので、両者をうまく勘案しながら使っていくと、事業に有用なものになっていくと思います。