鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

すぐに動く人

これまで何回か述べて来たことですが、私

は、不定期に、著者、および、著者になり

たい人の交流会を開いています。


先日、その交流会の参加者の方から、5人

目の出版を実現した人が現れました。


もちろん、出版を実現する人は、それに値

するだけの才能、経験、知識、努力等々が

あったからこそ、希望を実現できたわけで

すが、その縁をつくるお手伝いができたも

のとして、私もうれしく思っています。


ところで、それほどたくさんの出版した人

を見て来たわけではありませんが、私の経

験から、出版を実現できた人と、そうでな

い人には、大きな違いがあると、私は感じ

ています。


それは、出版を実現した人は、すぐに動く

ということです。


逆に、実現できなかった人は、人前では、

「本を出したいと思っている」と口にして

はいるものの、「出版企画書を送っていた

だければ、知り合いの編集者さんに見ても

らうようにしますよ」とか、「こんど著者

交流会を開くので、それに参加すれば、直

接、編集者さんにお会いできますよ」とお

伝えしても、生半可な答えしかしなかった

り、具体的な行動をしなかったりします。


もちろん、何らかの行動をしても、必ずし

も、出版を実現できるとは限らないのです

が、何もしない人たちは、「土俵」にも上

がらないので、負けることにはならなくて

も、勝つことも絶対にないのです。


これを言い換えれば、人は、どういう行動

をしているかということが、その人が潜在

意識で望んでいるということであるという

ことです。


つまり、顕在意識によって、「出版をした

い」と口にしつつも、実際には、出版企画

書を提出したり、編集者に直接会ったりし

ない人は、潜在意識では出版は望んでいな

いということです。


このことが直ちに問題になるとは限らない

のですが、顕在意識で望んでいることと、

潜在意識で望んでいることに違いがあるこ

とを気づかないでいると、ずっと無駄な時

間を過ごしてしまうことになります。


そういう私も、自分の事業の分野を、コン

サルティングから、徐々に、著述業に移し

ているのは、潜在意識では著述業を望んで

いるということに気づいたからです。


例えば、1,000日以上、継続して記事

を配信することができたのは、その表れの

ひとつだと思います。


もし、自分の望むことがなかなか実現しな

いと感じている方は、自分の願望と、実際

の行動に乖離がないか確認してみると、本

当の自分の願望が別のところにあるという

ことに気づくかもしれません。


そうすれば、その分野で自分の力が存分に

発揮できるようになると思います。




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