先日、著者交流会を開きました。
もともとは、拙著を編集してくださった編
集者の方を中心に、その方の編集で出版し
た著者たちとの懇親会を、数か月おきに開
いていたのですが、そのうちに、出版に興
味のある方も招いたりして、少しずつ参加
者数が増えて行きました。
そして、これは当然のことと感じられると
思いますが、直接、会って話をするとチャ
ンスは広がるもので、その交流会の参加者
の方から、実際に出版を実現させた方が何
人か現れました。
話を今回開いた交流会に戻すと、今回の交
流会の参加者は１８人になり、会場のイタ
リアンレストランのキャパシティにぎりぎ
りの人数になりました。
当初は、１０人を目標に参加者を募ってい
たのですが、お声かけをする方のうち、参
加に応じていただける方の割合が意外と高
かったため、あまり労力を要せずに参加者
の目標数を上回りました。
また、参加者の内訳ですが、本を出版して
おられる方が１０人（うち、累計発行部数
が１０万部を超える方が数名含まれていま
す）も参加してくださり、充実した顔ぶれ
になったと思います。
さらには、参加者の方のうち２名は出版社
の方だったのですが、出版希望者の方と具
体的な執筆の話が進んだり、参加者間でビ
ジネスマッチングも行われていたりしたよ
うです。
おかげで、私だけでなく、他の参加者の方
たちにも大いによろこんでいただけたよう
です。
ここまでが前置きですが、今回は何を伝え
たいのかというと、今回の交流会で、長い
間、「下働き」をしてきた効果が出たと感
じることができたということです。
私がフリーランスになったころは、他の人
から頼まれて、たくさんの交流会の幹事を
引き受けてきました。
その動機は、自分は不器用な性格なので、
他の人に貢献できることがあるとすれば、
交流会の幹事を引き受けることくらいだと
思ったからです。
しかし、幹事の役目はあまり割に合いませ
ん。
最も苦労するのは、前日や当日のキャンセ
ルで、幹事がキャンセル費用を被ることも
珍しくありませんでした。
その他には、参加者名簿を作ったり、参加
費の領収書を作ったり、交流会の案内を出
したりといった準備にも、少なからず時間
をとられます。
そして、これらの段取りは、ボランティア
でやっているのですが、ちゃんとできて当
たりまえで、不備があれば文句を言われる
という、損な役回りです。
（もちろん、数は少ないですが、中には幹
事の苦労を分かってくださっている方もい
ました）
ただ、幹事をしていて最も精神的な負担が
大きかったことは、「これだけやっても、
自分が得をすることはほとんどない」とい
う虚しさでした。
幹事をしたからといって、何か見返りを求
めるつもりもないのですが、やればやるほ
ど損をしている気持ちになり、そのうち、
むやみに幹事を引き受けることはしなくな
りました。
ただ、今回開いた著者交流会だけは、いま
の私の仕事の重要な足掛かりとなっている
出版を支えていただいた、編集者の方への
ご恩返しの意味もあり、不定期ながら継続
してきました。
でも、今回の交流会は、前述のとり、幹事
をやってよかったと思いました。
平日の昼の時間帯に、１０名の著者を含め
て、１８人の参加者を集めることができた
のは、これまで幹事を引き受けてきて、い
ろいろな人と「濃い」関係ができていたと
いうことの表れだと自己分析しています。
交流会の幹事は、目に見えるような明確な
「役得」はないかもしれませんが、私のよ
うな地味な性格の方には向いている、人脈
形成の方法かもしれないということが、今
回の記事の結論です。
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います。ぜひ、ご登録ください。→
http://yuushi-zaimu.net/conference/
●１２月１３日（金）ランチ会兼勉強会のお
知らせ
１２月１３日（金）１２時００分から、東
ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが
らの融資に関する勉強会を開きたいと思い
ます。
■日時：令和元年１２月１３日（火）
１２時００分～１４時００分
■会場：和食ダイニングまぐろ問屋十代目
彌左エ門 アトレ秋葉原２店
アトレ秋葉原２ ４階
にあるエレベーターで４階に上がってくだ
さい。
原駅３番出口を出ると、正面にエレベータ
ーが見えます。
■参加費：１，０００円（消費税込み）
当日、会場でお申し受けします。
別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く
ださい。
■その他：食事をオーダーするという条件
を満たしていただければ、遅れての参加、
中途での退室は可能です。当日は、ご参加
いただいた方からの質問もお受けします。
■参加申し込み方法：フェイスブックイベ
ントページで、「参加」ボタンを押してく
ださい。→
