サンリオピューロランドの館長(サンリオ
エンターテイメント社長)の小巻亜矢さん
のご著書、「逆境に克つ!サンリオピュー
ロランドを復活させた25の思考」を拝読
しました。
(ご参考→ https://amzn.to/2QSnbP0 )
小巻さんは、かつての古巣のサンリオに復
帰する形で、ピューロランドの運営に関わ
るようになられた方ですが、テーマパーク
事業の改善に取り組む中で、新しい施策を
提案するときは数字で示すとよいというア
ドバイスを受けたそうです。
実は、小巻さんは数字が苦手だったそうな
のですが、他の幹部の方と仕事を進めてい
く中で、数字を使うと喫緊の課題が浮き彫
りになり、とても便利なコミュニケーショ
ンツールであるということがわかってきた
そうです。
それでも、経営会議に提出される財務諸表
については、当初は、数字が頭に入ってこ
なかったそうです。
小巻さんのそれまでの仕事は、研修やプロ
ジェクトの立案などが主な仕事だったため
に、あまり財務諸表を見る機会がなかった
ことが原因だったそうです。
そこで、小巻さんは、通信教育で簿記を学
ぶことにしたそうです。
簿記の知識が身に着くと、数字に興味が湧
くようになり、さらに、見えなかったもの
が見えるようになったそうです。
このことについて、小巻さんは、「メガネ
をかけるようなもの」と、述べておられま
す。
私は、学生のときの専攻が会計学だったの
で、小巻さんのように、簿記によって見え
なかったものが見えるようになったという
経験はないのですが、簿記の知識をあまり
持っておられない中小企業経営者の方から
のご相談を受けていて、「もし、簿記の知
識を持っておられたら、もっといろいろな
ことをアドバイスできたのに…」と、残念
に感じることがしばしばありました。
確かに、簿記の知識がありさえすればそれ
でよいということにはなりませんが、簿記
の知識を活用して事業の改善の速度を速め
ることは可能になると思いますし、銀行職
員とのやりとりも円滑になると思います。
なかなか事業改善の手がかりが見つからな
いで悩んでいるという方で、数字は苦手と
いう方は、ちょっとだけ食わず嫌いをやめ
てみて、簿記を学んで見ると、小巻さんの
ように、いままで見えなかったものが見え
るようになり、事業の改善の新たなヒント
が見つかるようになるかもしれません。
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います。ぜひ、ご登録ください。→
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●12月13日(金)ランチ会兼勉強会のお
知らせ
12月13日(金)12時00分から、東
ンで、少人数に限定して、昼食をとりなが
らの融資に関する勉強会を開きたいと思い
ます。
■日時:令和元年12月13日(火)
12時00分~14時00分
■会場:和食ダイニングまぐろ問屋十代目
彌左エ門 アトレ秋葉原2店
アトレ秋葉原2 4階
にあるエレベーターで4階に上がってくだ
さい。
原駅3番出口を出ると、正面にエレベータ
ーが見えます。
■参加費:1,000円(消費税込み)
当日、会場でお申し受けします。
別途、お食事をご注文し、各自、ご精算く
ださい。
■その他:食事をオーダーするという条件
を満たしていただければ、遅れての参加、
中途での退室は可能です。当日は、ご参加
いただいた方からの質問もお受けします。
■参加申し込み方法:フェイスブックイベ
ントページで、「参加」ボタンを押してく
ださい。→
https://www.facebook.com/events/532327930944980/