鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

おそばの食べ方

先日、ビジネスコーチの中城卓哉さんが、

おそばを食べるときの音についてメールマ

ガジンに書いていました。


すなわち、日本に来たフランス人の方が、

おそば屋さんに入ったら、隣の人のおそば

をすする音を不快に感じたと話していたこ

とを取り上げたSNSが炎上した。


(ご参考→ https://bit.ly/2WX5UUU


これについては、日本人の間でも賛否両論

あり、議論は平行線で終わる。


そこで、どちらが正しいかではなく、みん

なが快適でいられる方法を考えれば、対立

は避けることができる。


例えば、「音を出さないそば屋」というお

店を外国人観光客の多い地域に作れば、外

国の方にも気持ちよくおそばを食べてもら

える、というものです。


これは、私自身にも言えることなのです

が、理解できているようで、必ずしも実践

できていないことがあると思っています。


すなわち、自分が好きなことは正しい、嫌

いなことは間違いと主張してしまいがちで

す。


私の場合、いわゆる飛び込み営業が苦手な

ので、「いきなり何も知らない人のところ

に行って、自分を売り込もうと思っても、

非効率な上に、訪問された側にとっても迷

惑なだけだから、飛び込み営業なんてやる

べきではない」と考えてしまいます。


これは、正論を言っているようには見えま

すが、単に自分がやりたくないことを、さ

も論理的に正しいように主張して、実践す

ることを避けているとも言えます。


そこで、私自身も、ときどき、あえて自分

が嫌なこと、すなわち営業訪問や、大勢の

人がいる交流会への参加をするようにして

います。


別の例では、私の顧問先の経営者の方の中

にも、苦手なことを正当化して、実践を避

けようとしている方は少なくありません。


例えば、私が、融資を受けた銀行へは、毎

月、月次試算表を持って定例訪問をしま

しょうと、顧問先の経営者の方に提案して

みても、「銀行へ定例訪問する時間や労力

があれば、その分、売上を得るために顧客

訪問した方がよい」というように、提案を

拒む方は珍しくありません。


その会社が、労力を集客に集中し、業績も

向上するのであれば問題ないのですが、多

くの場合は、業績は変わらず、資金繰がき

つくなってくると、再び銀行に日参する日

がつづき、やっとの思いで融資の承認を得

るということを繰り返すことになります。


と、ここまで書いてきたことから分かる通

り、人は自分の好き嫌いと、正しいか誤り

かを混同してしまいがちなので、ビジネス

上の判断は、好き嫌いではなくうまくいく

かどうかで判断したほうが望ましいのでは

ないかということが、今回の記事の結論で

す。

 

 

 

 

 

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