鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

戦略ではなく実践

先日、日報コンサルタントの中司さんにお

会いし、ポッドキャストの収録をしてきま

した。


(ご参考→ https://amba.to/2IDCiYs


そのとき、このお話は収録はしなかったの

ですが、中司さんと日報コンサルティング

についてお話をしました。


すなわち、会社経営者が経営コンサルタン

トに採るべき戦略を尋ねることは多いけれ

ど、事業が改善するかどうかは、戦略の的

確さによるのではなく、提案された戦略を

どれくらい遂行できるかどうかであり、中

司さんの開発したPDCA日報は戦略を着

実に実践するために効果の高いツールであ

ることから、日報コンサルティングを受け

ている人は、著しく業績が改善するという

ものです。


これも、多くの方が経験的に理解されると

思うのですが、事業に関し何らかの改善が

必要と考え、その改善のための方法も分

かっているとしても、それを実践する段階

になると、なかなか定着させることができ

ないということは、しばしば起きていると

思います。


先ほど、「提案された戦略をどれくらい遂

行できるか」が事業の改善の鍵と書きまし

たが、その「どれくらい」というのも、日

報を使う前は60~70%だった状態から

日報を使うことによって80~90%に上

がったということではなく、日報を使わな

い状態では、0%、すなわち未着手の状態

か、実践していても20%程度であり、日

報を使い出してからようやく50%程度に

なるというのが一般的と、私は感じていま

す。


すなわち、改善のための方法は、経営者が

分かっていても、実は、実践さえされない

ことが多く、日報によって、ようやく実践

されるようになるというのが実態だと思っ

ています。


でも、改善策を着手しただけでも、その結

果には大きな開きがあります。


もちろん、着手すれば、改善策の実践の度

合いはどんどん高くなっていき、その効果

はさらに大きなものとなります。


でも、多くの経営者の方は、事業の改善の

ためにはどういう戦略が適切かということ

に多くの関心があるようです。


そのため、経営者の方の多くは本を読んだ

り、著名なコンサルタントの講演を聴いた

り、またはコンサルティングを受けようと

したりします。


しかし、繰り返しになりますが、実態とし

ては、適切な戦略を探すことよりも、改善

策を実践するかどうかの方が重要になって

いるようです。


これは乱暴な書き方ですが、どの道に進む

かを考えるよりも、間違っていてもいいか

ら、とにかく前に進むほうが、早く目的地

に着くという感じです。


そして、実際の改善活動を推進させるため

に有効なツールが、中司さんの開発したP

DCA日報ということを、先日の中司さん

とのお話で、改めて感じました。

 

 

 

 

※この記事はメールマガジンでも配信して

います。ぜひ、ご登録ください。→

http://yuushi-zaimu.net/conference/

 

 

 

 

 

f:id:rokkakuakio:20190418133426j:plain

 

 

 

●当事務所の4月~5月の予定をお知らせ

します。

 

 

スカイプ相談実施日」

4月23日(火)

詳細とお申込み→ https://goo.gl/fShaEi

 


「経営入門セミナー」

4月26日(金)19:00~21:00

詳細とお申込み→ https://goo.gl/RPrb63

 


「融資に強くなる勉強会」

5月6日(月)13:00~15:00

詳細とお申込み→ http://amba.to/2Uccjhu

 

 

「信用保証協会徹底活用セミナー」

5月15日(水)13:00~15:00

詳細とお申込み→ http://bit.ly/L3TmzF