鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

回数を多くする効果

今回は、この記事が800回目なので、回

数をテーマに書きたいと思います。


私が、毎日記事を書いて配信数を多くして

いる理由は、次の通りです。

 

(1)小さい力で大きな効果を得る


著名な人が書いた記事は、1つだけでも多

くの関心を集めますが、私のような無名な

ものの書いた記事は、関心を持つ人は多く

ありません。


そこで、回数を増やすことで、読んで下さ

る方の延べ人数を増やすことができます。


仮に、ひとつの記事を100人の方が読ん

で下さっているとすれば、800回書くこ

とで述べ80,000人の方が読んで下さ

ることになります。

 

(2)評価を高める


記事を頻繁に書く方はたくさんいますが、

そのような方のなかからさらに注目を得る

ためには、なんらかのフックが必要になり

ます。


そのフックはいくつかありますが、毎日書

いていることと、それを長期間続けている

ことで、評価されやすくなります。


評価を受けるには、質を高めるという方法

もありますが、文才のない私のようなもの

の場合、直ちにじょうずな文章を書けるよ

うにはなりませんが、毎日継続して書き続

けることであれば確実に実践できます。

 

(3)質の高い文章を書けるようになる


才能のある人は、常に質の高い文章を書き

ますが、才能のないものは、たくさんの文

章を書くことで、その中からいくつかは評

価されるものが出てきます。


また、自分ではよい文章と思ったものの、

後からあまり評価されない文章であるとい

うことがわかったり、その逆に、自分では

あまりよくない文章と思ったものが、他の

人からは評価されたりするということがあ

ります。


いずれにしても、才能が低いなりに量を求

めれば、いくつかは評価されるものも出て

くるということです。

 

以上のような理由で私は記事の配信数を増

やしているのですが、これは、つまるとこ

ろ、弱者の戦略です。


とはいえ、弱者の戦略でも戦略ですから、

その効果はあります。


まさに、鍵山秀三郎さんのお話しされてお

られる「箸よく盤水を回す」(はしよくば

んすいをまわす、器の中の水に箸を入れて

回していくと、初めのうちは箸しか回らな

いが、やがて、すべての水が回るようにな

る)という、気が遠くなる方法ですが、弱

者にはこの方法しかありません。


たいへんだからといって何もしなければ、

効果はありません。


私が事業の相談を受ける中で、あまり高い

才能(または、優れたキャリア)は持って

いないが、弱者の戦略は時間がかかりすぎ

るし、負担が大きいので、何かよい方法は

ないかというご質問をされる方がときどき

います。


これに対する回答は書きませんが、自分が

顧客の立場に立って考えれば、どういう人

にお金を払いたいかということは、自ずと

分かるはずです。

 

 

 

 

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