鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

1からではなく11からのスタート

私がフリーランスとして独立したばかりの

ころ、フリーランスの開業の支援もしてお

られる、行政書士の横須賀輝尚さんが、横

須賀さんの制作していたポッドキャスト

組(現在は配信されていません)で、次の

ようなことをお話しされておられました。


すなわち、士業などの有資格者の多くは、

開業するときに、1からスタートしようと

するが、大学を卒業してすぐに開業する人

でない限り、その人はそれまでのキャリア

を持っている。


だから、それまでのキャリアを10とすれ

ば、キャリアと持っている資格を組み合わ

せることで、11からのスタートとなる。


1からスタートすると考えれば、強力な戦

略はなかなか見つからないが、11からス

タートすると考えれば、たくさんの強力な

戦略が打ち出せる、ということでした。


当時、私はフリーランスとしては駆け出し

で、なかなかうまく集客できないでいたの

ですが、横須賀さんのこの言葉を聞いて、

とても勇気づけられました。


ちなみに、現在、私自身もポッドキャスト

番組を配信していますが、それを始めよう

としたきっかけは、横須賀さんの番組で私

が勇気づけられたように、私も事業改善に

悩んでいる人のために少しでも役立つこと

ができればと思ったからです。


話を戻して、私の場合、フリーランスとし

ては経営コンサルタントで、これまでの

キャリアは銀行職員です。


現在の私の専門は、中小企業経営者の方を

対象とした、経営管理のスキルの向上です

が、それと同時に、会社にとって日々の課

題でもある資金調達もご支援できることか

ら、どちらかというと、資金調達のご支援

がきっかけでご縁ができ、さらに、事業改

善のために、経営管理のスキルも向上のご

支援も依頼されるというような順で、顧問

先とのご縁が深まっています。


このように、自分のキャリアを活かすこと

は当然のことなのですが、かつての私は、

横須賀さんのお話を聴くまではこれに気づ

くことができませんでした。


私のような遠回りをする人は少ないかもし

れませんが、いわゆる、自分のキャリアの

棚卸とその活用は大切だということが、今

回の記事の結論です。


そして、キャリアの棚卸は、自分ひとりで

もできますが、私のこれまでのご支援の経

験からは、できれば専門家といっしょに棚

卸をする方が、より多くの気づきが得られ

ると思います。


ちなみに、キャリアの棚卸については、エ

グゼクティブコーチで、一般社団法人全国

コーチング普及協会代表理事の田中直子さ

んのご著書、「やりたいことを3年後にビ

ジネスにするとっておきの秘策」が大いに

参考になりますので、あわせてご紹介させ

ていただきます。


(ご参考→ http://amzn.to/2qkCft1

 

 

 

 

 

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