鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

時間外手数料

よく、「自分のお金を引き出すのに、どう

して銀行は手数料をとるのだ」という不満

を耳にすることがあります。


一般的に、銀行口座から手数料を払わずに

現金を引き出すには、自分の口座を開いて

いる銀行のATMで、平日の9時から6時

の間に引き出す場合に限られるようです。


ただ、正確な金額は把握していませんが、

ATMは1台の1か月間の運営コストが、

200万円~300万円程度といわれてお

り、コスト面から考えれば、利用者にそれ

を転嫁することは妥当であると、私は考え

ています。


では、銀行の利用者が、前述のような不満

を銀行に対して持つことは誤りなのかとい

うと、私はそうとも限らないと思っていま

す。


やはり、銀行は預金を受け入れる業務を営

むからには、ある程度の固定費は前提とす

べきです。


そこで、多くの銀行では、一定の条件(預

金額、給与受取、公共料金の口座振替等)

を満たすことで、ATM手数料を優遇する

ようになってきています。


すなわち、銀行にとって採算が得られる利

用者には、前述のような不満を持たれない

ように対策をとっているということです。


しかし、中には採算が得られない利用者も

いるので、そのような人たちには手数料を

負担してもらっています。


ここまでは、私が説明するまでもなく、多

くの方が知っている内容でしょう。


ところが、中小企業では、顧客ごとの採算

を把握せずに取引をしている例が多いと私

は感じています。


もちろん、どんな会社でも、大口顧客など

に対しては、十分な注意を払って取引をし

ていると思いますが、必ずしも、大口の顧

客であることが、自社に多くの利益をもた

らしてくれているとは限りません。


また、逆に、取引量は多くなくても、採算

が得られている顧客も少なくありません。


でも、大口顧客などは、自社に不満を伝え

る回数などが多いために、過剰に要求に応

じてしまい、結果として、採算を得ること

ができないでいるということもあるようで

す。


要は、利益をもたらしてくれているかどう

かではなく、クレームが減るかどうかを優

先している場合が多いのだと思います。


確かにクレームは避けたいものですが、そ

れに気をとられていると、自社の事業に悪

い影響を与えてしまいます。


具体的な対応方法は割愛しますが、顧客ご

との採算を管理し、本当に自社に貢献して

いる会社にこそ、きちんとした対応を取る

ことが、Win-Winの関係をもたらし

てくれるものと思います。

 

 

 

 

 

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