鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

いつコンサルタントに学ぶか

先日、久しぶりに経営コンサルタントの石

原明さんの勉強会に参加してきました。


(ご参考→ https://goo.gl/LukB2t


勉強会に参加する目的は、もちろん勉強そ

のものなのですが、実は、私にとって、2

番目の目的の比重が結構大きいです。


2番目の目的というのは、参加者の熱気を

感じることす。


石原先生の勉強会だけに限ったことではあ

りませんが、勉強会に参加している人たち

の勉強しようとする姿勢を見ると、私もよ

い意味で触発されます。


このことは多くの方にご理解いただけるこ

とではありますが、私が勉強しようとする

人に触れたいという気持ちになるのは、他

にも理由があります。


というのは、石原先生の勉強会に参加する

人たちの多くは、すでに自ら経営する会社

を順調に軌道に乗せているにもかかわら

ず、さらによい会社にするために学ぼうと

していたり、まだ会社員ではあるものの、

高いスキルを持っていて、近い将来、その

スキルを活かして独立するために勉強に来

ているという方々です。


端的に言えば、「もう、あなたたちはこれ

以上勉強する必要はないのでは?」と思え

るような人たちが参加しているということ

です。


でも、これを言い換えれば、向学心が強い

人こそ、自社の業績をよくすることができ

ているし、また、会社員であっても高いス

キルを身に着けているのだということなの

でしょう。


そして、そのような人たちと触れ合うこと

で、私も「負けてはいられない」というよ

うに触発されるので、それを2番目の目的

として勉強会に参加しているというわけで

す。


ところで、一般的に、コンサルタントにコ

ンサルティングを受けるときはどういうと

きかというと、多くの方は、会社が困った

状況になったときと考える方が多いと思い

ます。


正直なところ、私にお手伝いを依頼に来る

方の多くは、相撲に例えれば、土俵際にい

る状況で、何とかその状況を挽回したいと

いう方々です。


ただ、コンサルタントを必要とするのであ

れば、もっと早い時期に依頼してくれれば

よかったのにと思うことも少なくありませ

ん。


これも相撲に例えれば、土俵に上がってか

らどうやって技をかけるのかを教えてもら

うよりも、土俵に上がる前に技を学んでお

く方が、有利に取り組みを進めることがで

きるということです。


前述の、石原先生の勉強会に参加している

人たちも、必要に迫られて勉強しようとい

うことではなく、きちんと前もって経営に

ついて学んでおこうという方々ばかりなの

で、それがよい結果につながっているので

はないかと思っています。


私は、優秀な経営者は、経営コンサルタン

トの活用の仕方も上手なのだと考えていま

す。

 

 

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