鄙のビジネス書作家のブログ

鄙で暮らす経営コンサルタント(中小企業診断士)・ビジネス書作家六角明雄の感じたことを書いているブログ

未来ノート

「継続は力なり」という格言はよく知られ

ています。


私が述べるまでもなく、継続して活動する

ことは大きな威力を発揮することを示して

いるものであり、成功者といわれる人は、

いろいろなことを習慣化して実践していま

す。


ですから、私がここで、活動は継続的に行

いましょうと述べる必要性はないと思って

います。


それでも継続的な活動を実行しようとして

も、なかなか実行できないでいる人は多い

ようです。


いわゆる3日坊主です。


そこで、今回は、私が継続的な活動をする

ための工夫をお伝えし、3日坊主に悩んで

いる人のご参考にしていただきたいと思い

ます。


活動を継続するための工夫は、これもあた

り前ですが、小さなことを継続するように

するということです。


何かをしようとする場合、どうしても効果

が大きいものをやりたいと考え、大きな目

標を立てがちですが、それが継続を難しく

する要因となり、結果として何もしていな

いという結果になります。


私の場合は、もともと高い能力がないと自

覚を持っているので、できることといえば

小さいことを毎日実践することだけだと考

えているので、小さいことを積み重ねるこ

とができているのだと思います。


それでも、「このようなことを続けても何

か効果があるのか」と、継続することその

ものに疑問を感じるときもあるので、その

ようなときは、継続する活動に効果がある

かどうかは問題にせず、継続することその

ものを目的と考えるようにして、継続をし

ています。


もうひとつは、アイエフエスネットの社長

の渡邉幸義さんのご著書「未来ノートで道

は開ける!」( http://amzn.to/2zuZuk0 )

に書かれていたお話しを思い出すようにし

ていることす。


未来ノートとは、渡邉さんが、毎日、その

日にやるべきことを書いているノートのこ

とです。


未来ノートは、一般に売られているB5版

のノートに書いているものですが、平成元

年から書き始め、この本が出版された平成

20年時点で、その数は220冊にもなっ

たそうです。


その間、内容もどんどん進化していったそ

うで、その内容は詳しく本に書かれていま

す。


これは、渡邉さんから私が直接聞いたこと

ですが、いま、渡邉さんは、毎日午前2時

30分に起床して、2時間程度かけて未来

ノートを書いているそうです。


これを聞いたとき、1日の行動を決めるた

めに、2時間かけるというのは、私はもっ

たいないと感じました。


でも、渡邉さんが社長を務めるアイエフエ

スネットという会社では、ハンディキャッ

プのある人や、LGBT、犯罪歴のある人

など、社会的弱者を積極的に雇用して、会

社としても利益を出しているというすばら

しい業績を上げています。


そのような実績を上げているのは、逆に、

時間をかけて1日の行動を決めているから

なのだと、納得できます。


そして、渡邉さんは「毎日、この未来ノー

トを書き上げなければ、アイエフエスネッ

トの従業員と、その家族、合わせて2,0

00人の生活が成り立たなくなる」と考え

ながら、未来ノートを書いているというこ

とでした。


このような、強い意思を持った人の本を読

み、そして、実際にその人からお話しを聴

いた経験が、私の意思はとても弱いと感じ

させることとなりました。


渡邉さんがあれほどの強い意思をもって会

社を経営しておられるのだから、自分がこ

れくらいのことを継続できなければとても

恥ずかしいと感じることが、私がこのブロ

グなどを継続して書き続けられる力となっ

ています。

 

 

 

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