平成28年6月30日、名古屋のラジオ局で番組放送中に、タレントの女性を殴るなどしてけがをさせた男性タレントについて、認知症専門医の長谷川嘉哉先生が、ブログでピック病かもしれないと指摘しておられました。このニュースを聞いたとき、私も非常識な人がいるものだなと思いましたが、病気の疑いがあるとの見解に、やはりそうだったのかと思いました。
長谷川先生によれば、このような病気を持つ人は珍しくないとのことで、私たちの身近にもいる可能性が多いようです。したがって、職場にそのような方がいて、もし、その方が病気であると認識されていないとすれば、周囲の方は戸惑うことになるでしょう。
さらに、経営者の方がピック病になってしまったら、会社は混乱することになるでしょう。体の具合が悪いという病気は本人も自覚しますが、脳神経に関する病気はなかなか認識されないので、対処が遅れがちになると思います。
多くの経営者の方は、体への備えをしていると思いますが、体以外の病気についても用心することが大切だと感じました。